プリッツコーヒーの本店があるコンドク駅(孔徳駅)に、いつも客足が絶えないお店があります。開店時間から瞬く間にお店は満席になるのですが、そのお店のメインは、「ソルロンタン」。牛骨を煮込んだスープに素麺のような麺が入ったスープなのですが、このソルロンタンで行列、というのがなんとも不思議で、今までは通り過ぎていたんです。
そして今回、やはり混んでいる様子を見かけて初めて出向いてみることに。それが、今回ご紹介をさせていただきます、麻浦ヤンジソルロンタン(마포양지설렁탕)です。麻浦(マッポ)地区には美味しいお店が多いのですが、その中でもここ麻浦ヤンジソルロンタン(마포양지설렁탕)は常に人が絶えない人気店。期待が膨らみます^^
お店の中に入ると、やはりかなりの人気ぶり。満席です。
麻浦ヤンジソルロンタンのメニュー
主なメニューはこちらです。
- ソルロンタン W9,000 (900円程度)
- ソルロンタン特 W12,000 (1,200円程度)
今回僕はせっかくなので、特の方のソルロンタンを注文。運ばれて来るまでしばし待ちます。とはいえ、ほぼほぼ多くのお客さんがソルロンタンを注文することもあり、待ち時間は長くはなく、回転も早い印象です。
その間は、テーブルの上に置いてあるキムチなどを適当に食べます。これがなかなかの味です。
そして運ばれてきたソルロンタンが、こちらです。
牛骨のスープが、しっかりと取られた白濁のスープですが、スプーンですくうと中には、多くの牛肉スライスが入っています。
いざ、実食です。
まずは、スープ。
これは確かに美味しい!
ソルロンタンといえば、これまで、里門ソルロンタンや神仙ソルロンタン、ポンピヤンのソルロンタンなど、いくつかを食べてきましたが、間違いなく、ここが一番美味しいです。1番の違いは、このスープだけで味が成立するところ。他店のソルロンタンは、塩やネギを入れて味を整えて、というのが当たり前なのですが、「整えて」というよりも、「ないと味がない」といったレベルなわけです。
でも、ここ、麻浦ヤンジソルロンタンは、そのスープだけでしっかりとした牛骨の旨味が溶け出していて、極端にいえば、塩やネギがなくても十分なんです。(もちろん、入れたほうがなおのこと美味しいのですが)。
満席になるのは、これかと。納得の味に仕上がっています。
そして続いては、テーブルにあるネギや塩を加えてみます。
こうすることでより味が締まります。
さらにキムチも入れることで、絶妙な深みが出て来るわけで、三重に楽しめる形なんです。
僕の中では、この、「ソルロンタン + 塩 + ネギ + キムチ」の完成形がやはり最も美味に感じるのですが、ここまで来ると、もう他店のソルロンタンとは比較にならない次元に到達しています。くどくなくサッパリとしているのに、あとを引いてしまう味。日本人的な感覚で言えば、「ご飯入れて食べたい」と思うようなスープの味に仕上がって来るわけです。
満席も満車も納得の味。地元の人が愛するソルロンタン、確かに絶妙でした^^
愛される名店といったお味でした。
麻浦ヤンジソルロンタンの営業時間
月曜〜日曜: 6:30〜22:00
麻浦ヤンジソルロンタンの場所
- 味の良さ
- 雰囲気の良さ
- アクセスの良さ
一言レビュー
特別な奇をてらう味ではなく、伝統の名店の一杯、といった優しくも深みのある味わい!