ここはソウルというよりも京都だな。。それほどまでに「和」を感じるカフェが、故宮である景福宮(キョンボックン)の横の通りにあります。それが、今回ご紹介をさせていただきます、イルサンダバンサ(日常茶飯事、일상다반사)です。イルサンダバンサ(日常茶飯事、일상다반사)については、以前、こちらの記事でも紹介をさせていただきましたが、今回はその訪問時のレポートを残したいと思います。
景福宮に隣接する好立地
イルサンダバンサ(日常茶飯事、일상다반사)は、景福宮の西側、西村(ソチョン)エリアに存在するのですが、その中でもまさに隣接するほどの距離にあります。イルサンダバンサ(日常茶飯事、일상다반사)と景福宮は通り1本だけを挟んだだけの距離のため、カフェから景福宮の外壁が臨めます。
カフェの中に足を踏み入れると、そこはまさに和。
一切の段差がなくフラットな空間に、白の天井と木目のインテリアがよく映え、極めて磨かれた洗練された印象を覚えます。
イルサンダバンサ(日常茶飯事)のメニュー
イルサンダバンサ(日常茶飯事、일상다반사)のメニューはこちらです。
- 녹차(ノクチャ、緑茶) W11,000(1,100円程度)
- 발효차(バリョチャ、発酵茶) W11,000(1,100円程度)
- 박하차(バカチャ、ハッカ茶、ミントティー) W11,000(1,100円程度)
- 말차(マルチャ、抹茶) W9,000(900円程度)
- 화차 금계국(ファチャ クムケグク、コスモス茶) W9,000(900円程度)
- 화차 국화(ファチャ クカ、菊茶) W9,000(900円程度)
今回僕が注文をしたのは、말차(マルチャ、抹茶)です。
せっかくなので目の前でお茶を立てていただいた方が楽しめるなと思いまして、頼んでみたのですが、これは正解でした^^ 韓国ソウルにいながら、なんとも和な作法や「待ち」の時間が楽しめまして、たまにはこういうカフェにくるのも悪くないなとさえ感じました。
店員さんが、抹茶の粉末から、お茶をたて始めます。そこは一定のトレーニングプログラムでもあるのか、雑な扱いや作法はまるで感じることがなく、ただただ日本的なお茶の立て方を楽しめたことも意外でした。海外に行くと、「なんちゃって」な日本の食べ物や文化を模したものがありますが、ここにはその要素がなかったんです。
そして出来上がったのがこちら。大きな茶碗に淹れられた抹茶とお茶菓子がついてきます。
お茶菓子は2種類の羊羹で、一つはアンコの羊羹。一つはほうじ茶のような味の羊羹でした。羊羹をいただくお箸も小枝のようなものでこだわりが感じられます。
そして、この大きなお茶碗に入った抹茶をいただいたのですが、まぁ、ほっこりするわけです。笑。これぞ、カフェの本質だなと。おしゃべりをするために来る「カフェ」ではなく、ちょっとひと休憩、安らぎを得るための時間というものを感じました。
景福宮で非日常を感じた後の散歩がてら、こちらのイルサンダバンサ(日常茶飯事、일상다반사)に立ち寄られてみてはいかがでしょうか。ほっこりします^^
イルサンダバンサ(日常茶飯事)の営業時間
月曜日:定休日
火曜〜日曜日:11時〜21時
イルサンダバンサ(日常茶飯事)の場所
景福宮駅からの道をまっすぐ進み、右手に景福宮を眺めながら進むと到着します。
- 味の良さ
- 雰囲気の良さ
- アクセスの良さ