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ホンデ(弘大)エリアの1号店から人気に火がつき、今では、梨泰院(イテウォン)エリアにもお店を構える人気カフェがあります。それが、話題のカフェ、Anthracite COFFEE ROASTERS(앤트러사이트 커피 로스터즈)です。日本語読みでは、「エントゥロサイト コーヒーロースターズ」。
Instagramでも話題のAnthracite(エントゥロサイト)
インスタグラムでの投稿数は、46,000件以上。なぜそこまで話題になるか、というと、その味はもちろん、インスタ映えするカフェの内装・世界観があるから。弘大エリアのエントゥロサイトは、靴工場を改造してできた場所だけあって、広く無機質ながら開放感のある空間になっています。梨泰院(イテウォン)エリアのエントゥロサイトもまた、巨大なコーヒー焙煎機械が堂々と構えられているだけあって、さながらコーヒー工場のようにどこか冷たく機械的な雰囲気を感じます。でも、それはインテリアデザインセンスのなせる技であって、磨かれたシンプルなデザイン性にこそファッション性が感じられる部分が多分にあります。
カフェに、アップルのようなこだわりやシンプルさのテイストを持ち込むと、きっとこんな場になるのだろうと思えるような場所になっています。チェジュ島にあるエントゥロサイトもまたオリジナリティあふれる空間になっています。
チェジュのAnthracite(エントゥロサイト)
弘大(ホンデ)エリアのAnthracite(エントゥロサイト)
https://www.instagram.com/p/BP2JWNrjMpt/?taken-at=1018986221&hl=ja
梨泰院(イテウォン)エリアのAnthracite(エントゥロサイト)
https://www.instagram.com/p/BQE9UhJA0Ec/?taken-at=1021476026&hl=ja
梨泰院店の場所は、梨泰院駅と横の漢江鎮(ハンガンジン)駅のちょうど間に位置しており、梨泰院駅からは歩いて10分程度の距離にあります。今回は、梨泰院店に行ってきました。夜間にお邪魔したので、ちょっと写真が暗いですが、ご了承ください。笑
店内は、1Fが販売スペース&コーヒーの焙煎スペース。2Fが、カフェスペースになっています。1Fの販売スペースには、各種スイーツのほか、オリジナルのコーヒー豆なども取り扱われているのですが、そのコーヒー豆の中には変わり種も。
この左側のコーヒー豆は、「夏目漱石」。グアテマラ、コロンビア、エチオピアの豆を中挽きで作るブレンドになっています。お値段は、200gでW12,000(1200円程度)。日本のスターバックスでのコーヒー豆の価格感と一緒です。
豆は、シングルとブレンドがありますが、ブレンドは、「夏目漱石」のほか、全部で5種類が販売されています。
●공기와 꿈 L’air et les songe 空気と夢(浅めの中挽きで、エチオピア&ケニア&グアテマラの3種ブレンド)
●파블로 네루다 Pablo Neruda(中挽きで、コロンビア&エチオピアの2種ブレンド)
●나쓰메소세끼 夏目漱石(中挽きで、コロンビア&エチオピア&グアテマラの3種ブレンド)
●히스토리 미스터리 History Mystery(深入り焙煎で、ルワンダ&エチオピア&ブラジル&グアテマラの4種ブレンド)
●버터 팻 트리오 Butter Fat Trio(深入り焙煎で、コロンビア&エチオピア&ブラジル&グアテマラ&インドネシアの5種ブレンド)
Anthraciteのコーヒーを注文
日本でもだいぶ定着したサードウェーブコーヒーと呼ばれるような、第3世代のハンドドリップをメインとしたスタイルをくむのが、エントゥロサイト。全てハンドドリップで出されるのですが、実はお値段がとてもリーズナブルだったりします。
テイクアウトのアメリカーノは、W2,000 テイクアウトの本日のハンドドリップは、W2,500です。単一の豆で入れるシングルオリジンや、ハウスブレンドなどは、一杯W5,000~W7,000程度ですが、これは、テイクアウトではなくカフェ料金としての値段に部類されるので、妥当な価格帯。場所代を使わないのでテイクアウトの方が格段に安いメニューが用意されている、というのは、なんとも合理的でクレバーな設定だと感じます。無駄を削ぎ落としたスタイルといいましょうか。
今回は、テイクアウトのハンドドリップを注文してみました。
丁寧に一杯一杯ハンドドリップでいれていただけて、W2,500(250円程度)。
これは破格の部類ではないでしょうか。
そして、いただいたコーヒーを早速飲んでみます。
これは、「確実にうまいコーヒー」の味でした。まるで雑味がなくすっきりと飲めます。おそらく中挽き〜浅煎りくらいで惹かれた豆で、渋みや苦味はまるでなく、あっさりさっぱりと非常に飲みやすい味でした。豆を挽いた際のカスなどが混ざっていると、コーヒーに雑味が残るようなのですが、そういったものもなく、非常にすっきりとした味でした。
単に雰囲気や内装がスタイリッシュ、というだけでなく、味も含めて統一感のあるクオリティーで人気を裏付ける味を感じることができました。梨泰院でちょっと美味しいコーヒーを飲むなら、選択肢の一つにあがる、そんなお店になりました。
Anthraciteの営業時間は、こちら。
月曜〜木曜:午前9時〜午後10時
金曜〜日曜:午後10時〜午後11時
梨泰院(イテウォン)エリアのAnthraciteの場所は、こちらです。
- 味の良さ
- 雰囲気の良さ
- アクセスの良さ
一言レビュー
サードウェーブコーヒーの本筋をいくカフェ