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遂にこの日がきました。まさかこんなにも早く実現するなんて。
僕がこのブログの中で幾度となく紹介させていただき、韓国ソウルNO.1ではないか?と感じていたモクサルのうまい店「スッタルデジ」。そのスッタルデジが、遂に東京は新大久保に2019年10月にオープンしたんです。破竹の勢いで店舗を拡大していたソウルの勢いそのまま、アメリカでもすでに3店舗も拡大する勢いがついていたそうですが、なんと日本にも。
そりゃあもう行かないわけにはいかない!ということで行ってきました、スッタルデジ新大久保店! 過去の紹介記事は、こちらです↓
新大久保のベストなロケーションに登場
スッタルデジ新大久保店は、新大久保のメインストリートの中でももっとも人が行き交う中心部、韓国スーパー「チョンガーネ」のある建物の隣に位置。迷うことなくたどり着く立地です。
このチョンガーネの右側にスッタルデジ新大久保店があります。
韓国のスッタルデジ同様、日本でも黒を基調とした店舗デザイン担っていて、シックな雰囲気はそのまま変わらずです。お肉の写真もこの通り、韓国で見かけるお肉の写真の寸分の差異もなく、まさにステーキのような豚肉の写真が登場します。
とはいえ、そこは新大久保。話題のチーズタッカルビなども取り扱っていて、韓国ソウルにはないメニューの工夫を感じます。ただ、個人的には、チーズタッカルビではなく、モクサルを食べていただきたい、そんなことを強く思ったりおするんです。
食べログだと、実は他のお店?
スッタルデジを日本のサイトで検索をすると、食べログやhotpepperが出てきますが、食べログの場合、実はこれそのままの数値を鵜呑みにはできません。
というのも、スッタルデジがオープンしたのは10月。それまでこの場所で営業していたお店の看板が変わる形でスッタルデジが登場したので、食べログ上だと同一店舗になっているんです。実際9月以前のコメントばかりが並んでいて、純粋なスッタルデジのコメントではないんです。
このコメントの多くが、以前の店舗のチーズタッカルビや韓国料理への評価なので、なんとも個人的には変な違和感がありまして。。 スッタルデジたるもの、モクサルで日本でも評価をしていただきたい、なんてことを勝手に思ってしまうんです^^
モクサルセットを注文。その内容は?
そんなことを思いながら店内に入ると、そこはとても広い空間が広がっていました。ざっと80人は着席できるのではないでしょうか。かなりの空間です。
メニューはこちらです。モクサルのセットは、1,580円。韓国同様、2人前からの注文となります。
運ばれてきたセットが、これが想像以上に豪華でした。
まずは、ワサビなどの基本セットに、サンチュなどの葉っぱ。
ミョンイナムル(行者ニンニクの葉)もあります。下の写真の右側です。
テンジャンチゲもついてくるのですが、このテンジャンチゲが豪華でして、ムール貝や蟹の足も入っている海鮮系のテンジャンチゲ。かなり日本人の味覚にあう味わいです。
そのまま食べても、サンチュやお肉などと共に巻いて食べても良い、韓国風サラダもまたセットに含まれていました。これは、リンゴや梨のようなフルーツの甘さがあるドレッシングで、見た目とは異なり辛さは感じません。
運ばれきたモクサル
それがこちらです。
正直なところ、まず真っ先に目が行ったのが、この左側の分厚い脂身です。
いや、これは流石に食べられないでしょ。。食べられるけれども、食べたくないでしょ。。この分の赤身を食べたいんだけれどもと。
どの部分をカットするか、はお店によっても、その時のタイミングにもよりますし、それは韓国でも同じこと。まぁいいか、ととりあえず目をつむることに。でも、嫌な予感も若干するわけです。笑。 日本だとちょっと味がね。。という味のズレといいますか。
そこは気にせず、お店の方が焼いてくださるのを待ちます。焼きは、韓国ソウル同様に、プレートの温度を計測するあの黄色い機械が使われていました。
黄色い測温機器のイメージが、こちらです。
お肉がどんどんと食べやすい形にカットされ美味しそうに変貌を遂げていきます。
ここまでは韓国ローカルと同じです。プレートの温め方に焼き方、焼き終わった後のお肉の置き方含め、「あーこれこれ」と思う一連の流れ。気持ちお肉のボリュームが少ないかな、どうだろう、とは思いましたが、気のせいなのかどうなのか。あの脂肪分が赤身だったらもっと多く感じていたのかもしれません。笑
そしてまずは、塩味だけでいただきます。
え。。
うまい。
心のどこかで、”日本よりもやはり現地の方がね” なんて思うかもしれないと覚悟していた自分が吹っ飛ぶように、THEうまい。
まずもってスッタルデジの良さであるジューシーさが感じられて、サムギョプサルにあるような「重い・辛い・くどい」がありません。チーズタッカルビにあるような”20代じゃないから、これは翌朝つらいです”、な負担もありません。さっぱりといただけるのに、しつこくない豚の甘さとジューシーさが凝縮されていて、これが熟成された豚肉ならではの味わいなんだろうか、と感じました。
そして、続いては王道のワサビで。ミョンイナムルものせて。
ミョンイナムルは、細いというか小ぶりの感じはしましたが、このミョンイナムル自体を日本でいただけるのがまず嬉しいところ。
味はもう間違いない味でした。韓国現地のミョンイナムルに比べると、小ぶりだからなのか、あのじゅわっとしたジューシーさはそこまで強くなかったですが、それでも、肉汁とミョンイナムルの協奏はやっぱり美味でした。
続いては、変わり種。
この玉ねぎなどのピクルスを巻いて食感を楽しんでみることに。
これがまた、新発見の美味しさでした。
シャキシャキとした食感に、酢の酸味。そこに豚肉の脂身ゆえの甘さを感じるモクサルが合間って、不思議な世界が口に広がります。こんな食文化もあるのかぁと感じる新しい味わいでした。
そして僕は思いました。
韓国に出向く、となると時間もお金もかかります。でも、日本にいながら、東京でもこうして美味しいモクサルが食べられるようになったこと、本場のスタイルと差異のないスタイルで展開されているモクサルを味わえること。これはとてもありがたいことだなと。
何より、ちょっとこれは多くの人に知っていただきたい!と思ったんです。
もちろん、「多くの方に知っていただくことになる=予約が取りづらくなる、並ぶ」といったデメリットもあるのですが、笑、そんなことよりも韓国焼肉の本場本物をこうして食べられることはもっと発信したいなあと痛感しました。
豚肉ってこんなに美味しかったんだぁ。そんな出会いが生まれたら嬉しく思います^^
スッタルデジ新大久保の場所
住所: 東京都新宿区百人町2-1-1 K-PLAZA 2F
食べログさんの地図が、こちらです。
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130404/13135397/dtlmap/
スッタルデジ新大久保の営業時間
月曜〜日曜: 11時〜24時
- 味の良さ - 3.6/103.6/10
- 雰囲気の良さ - 3.4/103.4/10
- アクセスの良さ - 3.5/103.5/10
一言レビュー
ついに、日本進出!こんな日が来るなんて最高です^^