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韓国ソウルの中心部に威風堂々とそびえる故宮、景福宮(キョンボックン)。その景福宮(キョンボックン)の正面からみて、左側には、西村(ソチョン)。右側には北村(プッチョン)という、それぞれ注目の散策スポットがあります。北村には、多くの韓屋が連なり、さながら歴史にタイムスリップをしたような街並みがみられます。方や、西村(ソチョン)には、韓屋を活かした新進気鋭のカフェが多く生まれています。今回は、そんな西村(ソチョン)の注目スポット、人気スポットをまとめてみます。
エッグタルトが人気、トンインスイーツ(통인스윗)
トンインスイーツ(통인스윗)は、エッグタルトが人気の西村(ソチョン)エリアにある話題のスポットです。通常のエッグタルトの他、クルミのタルトなどのメニューもあります。韓国で大人気のグルメ番組「Tasty Road」で紹介されたこともあり、今注目のスポットになっています。味は、濃いめのカスタード。小さいお店で行列がよくできます。
エッグタルトは、一つW2,500(250円程度)。こちらで一つや二つ、エッグタルトをテイクアウトで買って、西村(ソチョン)探索をす流というのもいかがでしょうか。
トンインスイーツ(통인스윗)の営業時間
火曜〜日曜: 11:00~21:00
月曜日はおやすみ。
トンインスイーツ(통인스윗)の場所
スペクトコピ (스펙터커피)
韓国ソウルで明らかにナンバーワンな美味しさを誇る、Fritz coffee companyのコーヒー。そのプリッツコーヒーの豆を使用していることでも評価が高いのが、ソチョン(西村)にあるカフェ、スペクトコピ(스펙터커피)です。
カフェラテや抹茶を使ったドリンクは、そのマーブル調のデザインラテが写真映えすることもあり人気です。さらに、デザートしては、抹茶を使ったアフォガードに苺がのった「オックベリー」W7,500(750円程度)も人気です。
スペクトコピ (스펙터커피)の営業時間
12:00〜21:00
スペクトコピ (스펙터커피)の場所
自分にあげるミニ花束。ポパイファウォン(뽀빠이화원)
西村エリアで、ちょっと話題になった小さな小さなお花屋さんがあります。その名は、ポパイ花園(ポパイファウォン、뽀빠이화원)。ポパイ花園は30年以上続くローカルな花屋さんなのですが、体調を崩してしまった花屋の店主である両親に代わり、娘さんがあとを引き継ぎます。そのお嫁さんがある投稿をSNS上で発信したんです。
その内容は・・
賃料がこれまで月間W700,000(70万ウォン、日本円で7万円程度)だったのに、突然地主から100万ウォンに値上げを強要されたとそうです。さらに、「それが不服なら、150万ウォンを払え」と。嫌なら立ち退きをすればいい、と。理不尽な地主の突然の要望に困り果てた店主(娘さん)の元には様々な応援メッセージが届き、かねてよりこの花屋さんにお世話になった人々も続々と声をあげます。最終的には、クラウドファンディングを通して、この西村(ソチョン)でもっとも古い小さな小さな花屋を守ろう、となるんです。
そんな経緯もありながら、無事花屋を続けることができるようになった店主は、若者の感性も取り入れて新しいコンセプトのお花屋さんのスタイルを作ります。それが、「自分にあげるミニ花束」。女性は、アクセサリーや靴を自分のご褒美に買うけれど、同じように、花束を自分に贈ってあげてもいいのでは? 今日1日頑張った自分に、今週頑張った自分に花束を、そんなことができるように、2000円程度はする花束の相場とは異なり、500円〜1500円程度で購入できるミニ花束を始めます。これがまたSNS上でも話題に。小さな花束を持った女性たちが、Instagramでセルフィーをアップしています。
観光として韓国ソウルへ出向き、ホテル住まいとなるので、「お花を買っても、、」とはなります。ですが、逆に言えば、1日や2日程度しかいないホテルの部屋に、小さく花束を飾るというのは、最高に贅沢で優雅なことかもしれないなとも思います。旅先でも花のある時間を過ごすには、ちょっとおすすめの場所です。
ポパイファウォン(뽀빠이화원)の営業時間
年中無休。月や週によって、その曜日ごとの営業時間が異なります。
日曜日だけは11時開店が多いですが、それ以外であれば、基本10時〜17時の間であればお店がオープンしています。(なんともアバウトなのが、韓国的。笑)