コンテンツ
いや〜、韓国ソウルにはもう数え切れないほど旅行にしましたが、今回初めて悪質な飲食店に遭遇してしまいました^^; 本来ネガティブなことは書きたくないのですが、ただ、事実をお伝えすることで同じような被害にあう方が出ないように、記録も兼ねて、今回とあるお店をご紹介させていただきます。
明洞で韓牛をリーズナブルに食べるには
泊まっていた場所が明洞であったので、夕食も明洞あたりで食べようかと焼肉店を探していました。さらに、年末の12月ということで、今回は豚肉ではなく、高級な韓牛を食べようとお店探しに。ただ、韓牛のお店を探しても面白くないので、事前に韓国人ブロガーさんの情報などを拝見しながら、リーズナブルな価格で韓牛をいただけるお店を見つけたんです。
それが、今回ご紹介をさせていただきます、農協牧友村 ウェルビンマウル(농협 목우촌 웰빙마을)です。通常、韓牛というと、1人まえが最低でもW35,000(約3500円)はしますが、ここは、1人前の150gがW24,000とリーズナブル。農協直営のお店ということでリーズナブルでお安い価格で提供されると話題になっていました。
こちらの2Fが、農協牧友村 ウェルビンマウルです。店内は満員御礼。やはり人気店なんだなぁと関心しながら着席。
メニューを見て注文をしようとした所、ちょっとした疑問が湧き上がりました。
農協牧友村 ウェルビンマウルのメニューでの違和感
出されたメニューは、日本語の書いた観光客向けのメニュー。それがこちらです。
韓牛を見ると、W36,000(3600円程度)しかないんです。あれ? と思いながら店員さんに聞くと「メニューが変わったのよ」とのこと。まぁいっか、仕方ないと思い注文をすることに。さらに、せっかくなのでサムギョプサルも注文をして見ました。どんだけ食べるんだっていう。笑
ビールも飲みながら、年末の韓国ソウルで、今年の疲れを吹き飛ばそうと楽しみに焼肉を待ちます。焼肉を包む葉ものも運ばれてきました。おかずはこれだけ。すくな。。
まず、最初に運ばれてきたのは、サムギョプサル。それがこちら。
あれ、薄い。。。うん? 日本の豚肉のスライスか? あれ?
生姜焼き用の豚肉か何かか? あれ。。怪しさがマックスに到達したので、店員さんを呼び「これ薄すぎるけど、なぜ? 写真と違うけど」と聞いて見ました。え〜、こういう時はがっつり聞きます^^; メニューの写真がこれです。
すると、店員のおばさんから衝撃の言葉が。
「サンプル〜、これは、サンプル〜」
まじかよ。笑。このご時世にそんなことを言い出すお店が未だに明洞にあったなんて。日韓の友好関係も一時期冷え出し、中国人観光客も一気に明洞から撤退した今の時代に、未だにこんなこと言ってる店があるのかい。。と。でも、この豚肉の薄さは、別に外国人であろうと韓国人であろうと出されるものは一緒なわけで。(きっとそうだろう、と願いつつ)
ここは100歩譲って我慢をしました。大人対応です^^
農協牧友村 ウェルビンマウルの韓牛が到着
その後、牛肉も運ばれきました。韓牛ロースというだけあり、ある程度の霜降りが入っています。ただなにぶん量が少ない。150gの韓牛ロースで、36000ウォンは妥当だけれども、もっと何倍もの小皿料理が出てくるのが一般的なので、全体として高い印象を持ってしまうんです。
そして焼き始めます。牛なので、ある程度火を通したらサンチュに巻いて食べます。日本円にして3600円程度の味か? はい、それはないです、そんなこともない味でした。。 確かに柔らかいです、臭みなどもまるでないんです。ただ、同じグレードの牛肉を日本では半額で和牛でいただくことができます。韓牛の限界なのか、それとも、このお店のクオリティなのか、この辺りはとても懐疑的に思ってしまいました。
どうにも頭の中の違和感が止まらない僕は、ここはちょっと性格をより悪めにして、手元にあった日本語メニューを隠し、何も知らなそうな純粋な大学生らしきアルバイト店員さんを呼び寄せました。そして、韓国語で聞いたんです「韓国語のメニュー表をちょうだい」と。そして出されたものがこちらです。
韓牛で、150gで、W24,000 あるじゃんか!!! W26,000のものもあるし、W36,000の価格とは大違いだろ! と発見したわけです。ここまでくると怒りではなく、ちょっとした捜査官になった楽しさが出てきてしまい僕も俄然はりきり出しました。笑
そして、捜査官としての任務である尋問を店の女社長に開始します。ここは下手な騙しを受けないために韓国語でバトルです。
「なぜ、日本語メニューには、このW24,000がないんですか?」
「載せてないのはお店の方針、親切心であって悪意ではないです」
「このお店には事前に韓国人の方のブログを見てきていて、24000ウォン程度の韓牛があるのを知って、それ目当てできているんです」
「あなたが見たのは、韓牛の1➕。これは24000ウォン。でも、あなたが注文したのは、韓牛の1➕➕。 ものが違うんだから、値段も違うのは当たり前」
「ものが違うから値段が違うのは当たり前なので、全てのメニューを載せるべきなのに、なぜ外国人観光客向けにはそれをメニューに見せていないんですか?」
「より美味しいお肉を食べてもらおうと、良い方だけを載せているだけ」
「じゃぁ韓国人にもそうしたらどうですか?」
「そんなこと言うなら、最初から、韓国語のメニューも見せてくれと言えばよかったでしょ?」
しぶとい僕に、被告も食い下がります。軽く逆ギレですが、僕は一切動じません^^
「これは、騙しの行為なのをわかっていますか?」
「騙しなんて何もしていない。ものが違うから値段が違う。韓国語のメニューが見たければ、見たいと言えば良かったでしょ」
「まさか、外国人観光客向けには別のメニューがあるとも思わないし、何より、あそこのおばちゃん店員が、最初に、メニューが変わったんだよ、と言ってたのだけど、あれは嘘だったんですか?」
ついに女社長は無言に。それでも、お金は要求してきます。
これ以上戦っても、僕が韓牛の1➕➕を食べたのも事実なので、言うだけ言ったしなとお会計をすることにしたんです。
さらに事件が。。
落ち着いたと思ったら、最後にもう一山あったんです。再びのバトルです。笑。
カード決済をしようとしたら、こう言い出したんです。
「外国人のクレジットカードは、20%上乗せになるけれど」
「いや、そう言うのは今時ありえないと思いますけど」
「外国人のクレジットカードなんだから、そう言うもんなんです。他のお店でもそうです。当たり前です」
まじかよ。。何年前だよ。
確かに、外国人のクレジットカードと韓国国内のクレジットカードでは、決済タイミングも手数料も違うので、お店側からすると外国人のクレジットカード決済は利益上悪くなるんです。でも、皆さん韓国ソウル旅行に行ったことがある方ならご存知だと思いますが、今時、追加の手数料をひきおとされることなんてないんです。一部の夜系の飲み屋さんなら、それはまだあるかもしれませんが、普通のお店ではないわけです。
正直なところ、僕はまだ韓国語が多少わかったので、このあたりの決済は騙されずにすみましたが、何も知らない純粋な外国人観光客なら騙されかねないなと思ったんです。わざわざレシートを見るようなこともなかったりするじゃないですか。特に焼肉のような場所でお酒も飲んでいい気分だったりすると。
お〜、こわ。
馬鹿馬鹿しいので、現金で決済をしました^^
多少オーバーな言い方になってしまうのですが、この手の民度の低いお店が1件でもあると、韓国ソウルを訪問する人がどんどん減ってしまうと思うんです。今時、まだそんなことやってるの? と。
これを機に僕はもう明洞からの卒業をしようと心に決めました。観光客向け価格が存在する場所だからこそ、韓国人ローカルはほぼほぼ行かない場所、明洞。僕もこのタイミングで明洞卒業をすることに決めました。ある意味、良いきっかけになったのかなとは思います^^;
みなさま、お気をつけください。。
農協牧友村 ウェルビンマウルの場所は、こちらです。
http://map.konest.com/daddr/1114010500_199-57?pop=0
韓国ソウルで悪質な被害にあった場合は、観光苦情申告という形で、メールでの申告を日本語で行うことが可能です。今回のケースがあったので初めて利用をしてみました。万が一、皆様も同じようなケースにあわれてしまった場合には、ご利用いただくことをお勧めします。
観光苦情申告(日本語可):https://www.touristcomplaint.or.kr/jp/sttemnt
- 味の良さ
- 雰囲気の良さ
- アクセスの良さ
一言レビュー
昔懐かし、明洞の悪質ぼったくり店^^