コンテンツ
韓国で冷たい麺というと、文字どおり冷麺を想像しますが、もう1つソウルフードな食べ物があります。それが、豆乳スープをベースに麺が入ったコングクス(콩국수)という食べ物です。
このコングクスを語る上で外せない名店が今回ご紹介をさせていただくチンジュ会館(チンジュフェグァン 진주회관)です。
コングクスって?
韓国有数の豆の産地、江原道の国産豆の使用にこだわり、独自の製法でつくられるコングクスの味は、政財界のトップたちにも愛される味。50年以上続く名店の店内には、様々な著名人との記事や写真が飾られています。
場所は、支庁駅9番出口を出て、後ろに振り向くと目の前に現れます。
奥に見える白い看板が、チンジュ会館です。
店内に入ると、想像以上に広い空間で、200名以上は座れる広さ。僕が行った時にはほぼ満席の状態で、すごい人の数で賑わっていました。
店内には、様々な写真やTV取材時の様子が飾られています。
中には、こんな1枚の記事も。
左は現在の大統領ですが、その横には左から、サムスン会長、LG会長、ハンファグループ会長と韓国財界のドン達が並びます。
さて、早速注文を。(画像が粗くてごめんなさい。。)
お値段、そして味は?
名物コングクスは、W10,000です。
運ばれてきたのが、こちら。
このどろっとした、とろみのある豆乳スープが食欲をそそります。
口に入れると、豆乳特有の甘味もさることながら、豆の穀物の豊かな味わいが感じられます。僕の味覚の中では、枝豆のスープやコーンスープのような複雑で濃い味がとても美味に感じました。
そしてこのコングクスの味に口が飽きると、また別の楽しみがあります。
一緒に運ばれてくるキムチをこうして乗せて食べると、まるで違う味になるんです。
このキムチは、他のどのお店のキムチよりも甘く優しい味で、これ単体でも非常に食べやすいキムチなのですが、シンプルな豆乳の味をより引き立たせるには十分な味の主張があるといいますか。相互に味を消さない組み合わせなんです。
豆乳なので、もしかすると好き嫌いが分かれるかもしれないのですが、日本にはない味わいですし、一度は是非召し上がってみてはいかがでしょうか。
チンジュ会館(チンジュフェグァン 진주회관)の場所は、こちらです。
http://map.konest.com/dforum/3407?pop=0
- 味の良さ
- 雰囲気の良さ
- アクセスの良さ
一言レビュー
老舗人気店の味は、日本にはないお味。