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part.1に続き、今回は、le chamber (ルチャンバー) の体験記 part.2です。
いざ、le chamber (ルチャンバー)へ
le chamber (ル・チャンバー)は、韓国で最も高級な百貨店であるギャラリア百貨店から徒歩5分程度に位置し、最高峰のバーにふさわしい立地にあります。お店は地下にあり、ここから階段を下ると、そこからが未知の世界への扉に繋がります。
階段を降りると、左手に、共同経営者であり韓国トップのバーテンダーでありオーナーの2人の写真があります。右側を見ますと。。
右側には、こちらの本棚しかありません。正面も壁なので、そうなんです、行き止まりです。
本棚をそっと押してみますが、ビクともしません。
これが、ルチャンバーの仕掛けです。本棚の上にあるサインをよくよく見てみますと、扉へのサインを発見できました。
こんなサインがあります。「Please find and press the book titled *Le Chamber*」
le Chamberと書かれたタイトルの本を探して、その本を押してください、とあります。
そして再び、この本棚の中から、「Le Chamber」という本を探し出します。
酔っ払っていたり、英語が読めなかったり、そもそもこのサインに気付かなければ、中のお店の方にも出会うことも気付かれることもなく、一切中には入れません。本当に秘密結社のような仕掛けが、最高に気分を盛り上げてくれます。
そして、無事発見し扉を開けた僕は、お店の中へ。
店内の雰囲気は?
扉の向こうには、別世界が広がっていました。想像の域を超えた広くゆとりのある空間ですが、席は50席に限定。選ばれた大人だけに許された異次元の場所に、場違い感も軽く感じつつ、そんな素振りを見せては野暮な話なので、僕も演じます^^
カウンター前に座った僕は、ミネラルウォーターとスパークリングウォーターの何が良いかと聞かれ、後者を注文。(これはサービスのうちです)。乾いた喉を潤しながら、メニューを選び始めました。
目の前には、埃一つない磨かれた棚があり、ライトアップされた世界の色鮮やかなお酒達が、その輝きを増しています。
今回注文するのは予め決めていました。バーには、『シグナチャードリンク』というそのお店やそのバーテンダーの顔とされるドリンクがあり、それを聞いて頼もうと決めていたのです。
バーテンダーおすすめのドリンクを
Le Chamberのシグナチャードリンクは、「Chamber Mule(チャンバーミュール)」とのこと。ウォッカベースで作られるモスコミュールをLe Chamberの解釈で出される一杯です。
目の前で丁寧に作り上げくださるバーテンダーさん。本心を言えば、写真をたくさん撮りたい気持ちもあったのですが、そこは大人なバーのマナーということでご了承ください^^
目の前に出された、チャンバーミュールがこちらです。
口に入れた瞬間、もうそれはもう感動の味でした。
最高品質のウォッカをベースに新鮮なライムと生姜を使ったオール手作りなカクテルは、フレッシュフルーツの酸味、スパイシーなジンジャーの辛み、ウォッカ特有の喉に刺さる爽快感が重なり、出会ったことのない完成された味に仕上がっています。
7つ星の作品です。
そしてサービスの範囲内で出されるおつまみも厳選されたナッツやショコラであり、チャンバーミュールとは異なる味で、また新しいマリアージュが楽しめます。
一生忘れえない最高の時間を提供してくださった『le chamber (ルチャンバー)』。ソウル最高の夜が過ぎていきました。
旅が可能にする「非日常」は、まさに、この空間にこそありました。
le chamber(ルチャンバー)の場所は、こちらです。
狎鴎亭ロデオ駅4番出口から徒歩5分程度です。
http://map.konest.com/daddr/116804166285_42?pop=0
- 味の良さ
- 雰囲気の良さ
- アクセスの良さ
一言レビュー
これは、一流、オトナの世界の味。