コンテンツ
東大門エリア、鍾路5街駅から徒歩すぐの広蔵市場(カンジャンシジャン)に、韓国の昔懐かしな、知る人ぞ知る焼き肉店があります。それが、こちらの오라이등심(オライトゥンシム)さんです。
오라이등심(オライトゥンシム)の人気メニューは?
オライトゥンシムさんのある広蔵市場は、のり巻きやおかゆ、ピンデトック(みどり豆のお好み焼き)などが露天商のおばちゃんたちに展開されているような、とてもローカル感の漂う場所です。そんな中にあって、オライトゥンシムさんのお店も、まぁローカル臭が漂います。笑
メニューは、こちら。一番上は、「トングランテン」という豚焼肉のメニューで、200g, W12,000。お安いです。
炭火焼肉ですが、果たして、トングランテンとは?
オライトゥンシムのトングランテンとは
それが、こちらの真っ赤な味付け豚肉です。国内産の豚肉を一定期間熟成し(いわゆる熟成肉)、そのお肉をオリジナルのコチュジャンブレンドの赤いタレにつけ、オライトゥンシムのトングランテンが出来上がります。こちらのメニューは、韓国のグルメ番組「食神ロード」にも登場しており、韓国のタベログのようなサイトでも4.0の高得点を付けられています。
お店のおばちゃんが、「エプロンはいる?」と聞いてきたので、「お願いします」とお伝えしたところ、そこはローカル店。紙エプロンではなく、本気のエプロンが来ました。笑
オライトゥンシムの焼肉メニューは?
焼肉用のおかずはこちら。サンチュなどの葉物は、どっさりと相当な枚数があります。
そして、いよいよ実食です。こうして、サンチュに巻いて、コチュジャンも載せて。
いや〜美味しいです。なんというんでしょ、豚肉と言うと、三元豚ですとかブランド豚ですとか、豚肉自体に価値が有るお肉が最近は出回っていますが、こちらの豚肉は、あくまで味付けも含めての味。一度熟成期間を置いているからか、やわらかな噛み心地で甘く。飾らないけど鉄板の美味しい味付け豚肉をサンチュに巻いて食べるのは、なんともほっこりします。
韓国の美味しい焼き肉店も分類をすれば大きく3種類に分かれると思います。
1)いわゆる高級焼き肉店。韓牛の最高ランクの霜降り牛を高級なお値段で、というお店。
2)カジュアルな店内で、リーズナブルな和牛や韓牛、韓国国産豚を提供されるお店。
3)ローカルな店内で、全く飾らない雰囲気で、誰もが好きな味のお肉を提供されるお店。
こちらのお店オライトゥンシムさんは、まさに3番のお店です。コカコーラも1本W2,000でした。お店によっては、W4,000〜W6,000はする中で、こんなところも昔懐かしのローカル価格でした。
舌の肥えた方には、「普通じゃん」という味のお肉かもしれないのですが、舌の肥えた方にも「普通じゃん」と言われそうなだけの万人が好きな味のお店だと思いました。あとはあれですね、とってもローカルなので、神経質な方は苦手に感じるかもしれません^^;
オライトゥンシムさんの場所は、こちらです。
http://map.konest.com/daddr/1111016300_395-1?pop=0
場所は、鍾路5街駅の7番出口から歩いてすぐです。
- 味の良さ
- 雰囲気の良さ
- アクセスの良さ
一言レビュー
THEローカルの味。韓国らしい味を体験できる場所