多くの飲食店が、インスタ映えを狙ってかビジュアルに特徴があるメニューを開発するご時世ですが、それはサムギョプサル店も例外ではないようです。その中でも、その可愛らしいお店のビジュアルコンセプトからInstagramで人気になっているお店があります。それが今回ご紹介をさせていただきます、薬水(ヤクス)駅にある、クムデジシクタン(금돼지식당)です。
Instagramで見るクムデジシクタン
クムデジシクタンとは、金豚食堂という意味なのですが、そんな豚をモチーフにしたイラストを使った店内には、若いカップルや20代30代の小洒落た人たちであふれています。Instagramでの様子がこちらです。
豚のイラストをあしらった紙ナプキンから紙エプロン、と写真映えのする、他店とはちょっと異なるお店になっています。
僕がお邪魔した時も店内は若いお客さんで溢れていて、ウェイティングリストに名前を記載して待つほどの人気ぶりでした。人気店ゆえ、30分待ちは当たり前な様相です。
そんな話題のクムデジシクタンですが、場所は、3号線の薬水(ヤクス)駅から徒歩8分程度の立地にあります。外観も最新のサムギョプサル店らしく洒落た作りです。
クムデジシクタンのメニュー
クムデジシクタンの売りは、0.01%の国内産名品登録豚のみを使用し、イギリス海域で精製さレル120年の伝統ある塩を使っているというこだわり。
メニューは3種類で、モクサルが1人前170グラムがW13,000(1,300円程度)、サムギョプサルも1人前170グラムがW13,000(1,300円程度)です。本サムギョプ(ポンサムギョプ)が、少しお高めで340グラムでW28,000となっています。
今回注文をしてみたのは、一番人気の本サムギョプ(ポンサムギョプ)とモクサルです。まず運ばれてきたのが、本サムギョプ(ポンサムギョプ)です。
サムギョプサル(豚の三枚肉)と言っても脂肪部分がたっぷりあるのではなく、赤身中心で、サシ程度に脂肪が入っている形でした。
お店の人が焼いてくれるスタイルなので、完全にお任せです。
焼きあがったので、まずは肉本来の味を確かめてみようと、お塩だけでいただいてみます。
うん、普通。笑。
あまりに普通だったので、続いては、特製ダレにつけて巻いて食べて見ることに。
これもまた、普通。。
いや、正確に言えば、タレの味は美味しかったものの、じゃぁ特段、並んでまで食べる味なのか? というとそれは相当怪しいものがありました。同席した友人も「ん?」という表情に。笑
エリンギのホイル焼きが付いてきたのですが、これもまた、特段何か変わった食べ方をするわけでもなく。。気を取り直して、続いては、「モクサル」です。
お店によっては、サプギョプサルはそうでもないけれど、モクサルは美味しい、というお店(その逆も然り)があるのでやはり両方食べて見るのが僕は得策だと思っています。
こちらが運ばれてきたモクサルです。厚み、赤身と申し分のない堂々としたお肉で、期待が高まります。
こちらももちろん、お店の方が全て焼いてくださいます。
焼きあがる頃には、エアーズロック並みの景観に。
絶景です。
これをいざ実食と。
果たして、モクサルのジューシーさやチューイーさ(噛みごたえ、食感)は如何なものか。
これは、サムギョプサルよりも酷い結果でした。。
嘘でも大げさでも悪口でもなんでもなく、実際に「焼き鳥を食べているのかな」と感じたんです。焼き鳥とモクサルは、ともすれば似たような噛みごたえがあると思います。でも、美味しいモクサルと焼き鳥の違いは、モクサルにしかないジューシーさな訳で、こちらのお店のモクサルは、パサパサとした食感が否定できず、なんだかとても不思議な気持ちになりました。。
帰り際、友人と「一回来ただけでもう良いね」という話になりました^^
総じて思うのですが、やはり、インスタ映えのお店というのは存在していて、見た目だけでなく味わいも伴うかどうかは別問題なのだと痛感をしました。話題の人気店ではありますが、一時的なものかなという印象を隠せなかったです^^;;
クムデジシクタンの営業時間
月曜〜日曜: 15時〜23時
クムデジシクタンの場所
- 味の良さ
- 雰囲気の良さ
- アクセスの良さ
一言レビュー
人気店、話題店とは言っても。。。