水原（スウォン）の人気焼肉店、佳甫亭(カボジョン)

水原（スウォン）カルビと称されるほど、牛カルビが有名な京畿道にある水原（スウォン）。今回は、水原華城のナイトツアーのコースに含まれていたこともあり、水原（スウォン）最大の規模を誇る焼肉店、佳甫亭(カボジョン)に行ってきました。

佳甫亭(カボジョン)の牛カルビとは

佳甫亭(カボジョン)は、目と鼻の先に、２号店や３号店も構える巨大焼肉店。今回は１号店にお邪魔してきました。お客さんも多く、人気なのがうかがえます。

佳甫亭(カボジョン)のメニューや価格は？

メニュー表を開けてびっくり、なかなかお値段です。国内産韓牛の骨付カルビは、250gでW53,000。

国内産韓牛で味の付いた骨付カルビでは、270gでW42,000。味つきの方が鮮度がそこまでもとめられないので、値段が安くなります。

骨付カルビは、韓牛だけでなくアメリカ産もあり、こちらは、450gもありながらW40,000とだいぶ安くなります。ただ、骨付のお肉なので、実質の肉部分が、450gあるわけではないので、この辺りはどう捉えるかは難しいところだと思います。

味付の骨付カルビは、韓牛だけでなくアメリカ産もあります。こちらは、450gでW34,000で、さらにお安い形に。

骨付ではない韓牛もありますが、こちらは、150gでW48,000と立派なお値段です。

今回注文したのは、韓牛の味付けカルビと米国産の骨付カルビ

本当は、韓牛の味が付いていないカルビを食べたかったのですが、売り切れということで同じ韓牛の味付けのものと米国産の（味が付いていない）生の骨付カルビを注文しました。

こちらが、味付けのある韓牛の骨付カルビ

こちらは、米国産の骨付カルビ（味付けなし）。心なしか、こちらの方が圧倒的に美味しそうに映ります^^;;

早速、焼いてきます。骨付肉なので骨の部分が結構な割合を占めています。

食べやすいサイズにハサミで切り、食べてみます。

佳甫亭(カボジョン)の骨付カルビのお味は？

率直な感想を申し上げますと、ものすごく普通の味でした。。　大味なお肉、でしかないんです。

と殺場があった過去の経緯から、水原では、水原カルビが有名になっているだけであって、その味自体がものすごく優れているのか、というとそうでもないのだろうという感想を持ちました。また、同じ韓牛でもグレードは、ピンからきりであって、ソウル市内であれば、この半額以下で全く同じクオリティのものが食べられるのになぁと残念な気持ちになりました。

ところが、この佳甫亭(カボジョン)の良さは別のところにありました。

おかわりし放題の大量の小皿料理の数々。

様々な小皿料理が付いてくるのですが、全てが食べ放題。この小皿料理の一つ一つがとても美味しいんです。これだけのボリュームが付いてきます。

特に美味しかったのが、こちらのヤンニョムケジャン（辛い味付けの蟹）。他店のヤンニョムケジャンだと、ただ辛いだけで、あれ？　ということが結構あるのですが、こちらは違いました。蟹の甘さと相まって、辛さも絶妙に刺激的でまろやかな味になっています。3度くらいお代わりをしてしまいました。

こちらのレンコンも和え物も絶品。ココナッツミルクとマヨネーズとゴマを和えたような味わいで、あまりに美味しかったので店員さんにどうやって作るのかを聞いてみたところ、「私は運んでるだけだから、わからないわ〜」と言われてしまいました。笑。食べたことのないクリーミーな味で本当に美味しかったです。

どう捉えるか、なのだと思うのですが、この食べ放題の豊富な小皿料理も含まれていることも考えると、値段にも妥当性が多少あるのかもしれません。ご当地の有名なものを食べてみる、というのも一つの旅のスタイルですし、これはこれで良い経験にはなったかなと思いました^^

佳甫亭(カボジョン)の場所は、こちらです。

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