いつもはソウル市内の観光で終わるのですが、今回は夏休みということで、お隣の京畿道まで足を伸ばしてみました。
行ってきたのが大河ドラマ「イサン」などでもおなじみの場所、水原(スウォン)華城のある水原(スウォン)です。今回は、Konestさん経由で、水原(スウォン)華城のナイトツアーというものがあり、こちらに参加してきました。
水原(スウォン)華城のナイトツアーとは?
水原(スウォン)華城は、全長5.7kmにもわたる城壁が世界文化遺産にも指定されている観光スポットなのですが、李氏朝鮮の王朝時代に作られたお城や城壁は、一部1950年に始まる朝鮮戦争で爆撃の被害に遭い、その多くが破壊されてしまいました。現在の城壁は、実は再建されたものだったりします。
実際に申し込んだ、コネストさんのツアーがこちら。http://www.konest.com/tour/tour_detail.html?t_id=suwon_night 一人W70,000円でした。
ナイトツアーの中身は?
一人当たり7,000円程度ですが、ここにはソウル市内(ロッテホテル集合)から水原までの交通費が含まれます。加えて、ガイドさんが1名帯同します。一方で、ナイトツアーの夕食代は含まれません。てっきり列車か何かでいくのかと思ったのですが、蓋を開けてみたら、なんとマイクロバスではありました。
水原まではマイクロバスで40分程度もあれば到着する距離でして、ソウルからも非常に近いです。まず最初に向かったのは、水原でも一番有名で一番大きな焼肉屋さん、カボジョン(佳甫亭)。
実は水原は、牛などのと殺場があった過去の経緯もあり、「水原カルビ」といって骨つきの牛カルビが有名な土地柄。ツアーの中身として、このカボジョンに参加者全員がいくコースになっていました。
後ほど、このカボジョン(佳甫亭)のレポートを書きますが、一人当たり最低でも4,000円はするのがナイトメニュー。問答無用で連れて行かれるので、ツアー代金も含めると10,000円以上が平気でかかります。どうなんでしょ、、とやや首をかしげてしまいました^^;
そんなことを思いながら、ナイトツアーのメイン、水原(スウォン)華城に到着しました。
水原(スウォン)華城の夜景は?
お城の一角や城壁が綺麗にライトアップされ、幻想的な空間になっていました。
東西南北4カ所に門があるのですが、一番のメイン、北に位置する門「長安門」も綺麗にライトアップされています。
この長安門の下を通り抜けることができ、ここからは実際に長い長い城壁のナイトウォーキングが始まります。
城壁のあちこちに穴が空いているのですが、これは、内側から外に向けて鉄砲を発射する場所なそうで、角度なども遠くに飛ばす用、近くに飛ばす用で、それぞれ異なる作り・角度になっています。
城壁の一部には、秘密の扉があり、そこから出入りができた形跡が残っていたり、
休息所である東屋(あずまや)があったりと、ただ長い城壁というのではなく、都度都度、見所が出てきます。
そして再び歩き続けます。笑。なんだかんだで1時間以上歩いたのですが、この急勾配がなかなかなもので参加した人たちの多くの息が上がっていました。
たまたま気球が飛んでいて、まるでお月様のように絵になる光景もありました。
こうして水原華城ナイトツアーは終わり、また、一同ソウル市内へ。
そうなんです、これだけなんです。笑
優しい気持ちでツアーを捉えれば「ライトアップされていて、すごく綺麗でした、満足です!」と口コミに書いたりもするのですが、そんな気遣いをしないで述べるとすると、「人には絶対に勧めないツアー」だと感じました^^; 今回このツアーには、母も一緒に参加したのですが「いい運動にはなったわ」と言っていました。そうなんです、運動目的には良いのかもしれません、くらいの内容です。
水原華城自体は、とても歴史のある見所だとは思うのです。ただ、申し込んだツアー内容の値段と中身がまるで合わないなと感じたので、水原華城にご興味がある方は、ツアーではなく個人手配で行かれることを僕はおすすめしたいと思います^^;;
同じコネストさんのツアーなら、漢江のディナークルーズの方が、時間もお金も効率的に使えて良かったですよ。