初めての韓国釜山旅、今回は2日目の釜山旅の模様をブログに残したいと思います。2日目の朝は、人気のビーチ、海雲台(ヘウンデ)ビーチから始まりました。
初めての海雲台ビーチ
韓国のリゾート、というと、長らくチェジュ島がその人気スポットですが、最近では、海雲台ビーチの地名度も人気もうなぎのぼり。そこでせっかくの釜山なら海雲台ビーチに、ということで行ってきました。
正直なところ、チェジュ島を訪ねても「一度行ったらもういいか」と思ってしまったので(笑)、リゾートの良さを特別感じなかったんです。そんなリベンジの意味もあり、海雲台ビーチに期待が膨らみます。
海雲台ビーチへは、釜山駅から電車またはバスで出向くことができます。海雲台の駅はビーチまで歩いてまっすぐのアクセスの良さなのですが、今回はバスで行って見ることに。バス番号1001または1003番で行けます。時間にして、釜山駅から30〜40分と行ったアクセスです。
海雲台ビーチまでの道のりを眺めていると、釜山の「都市としての大きさ」を痛感させられます。韓国の第2の都市といっても、普通の小さな地方都市と行った印象を日本のTV番組から覚えていたのですが、ここは相当大きいなと。全くの誤解でした。特に、海雲台ビーチが近づくにつれ、街自体の再開発の様相が色濃くなってきまして、高層ビル群が登場したりと、さながらシンガポールやマレーシアの最新スポットのような近代さを感じさせます。
そして、海雲台ビーチのバス停に到着。海雲台の地下鉄駅とも目と鼻の先で、アクセスのしやすさを感じました。そこからビーチまでは歩いていくのですが、そのビーチまでの通りが思いの他整備されていて、通りも広く印象がどんどん良化していきます。
この通り沿いには、釜山名物のおでん(日本でいうさつま揚げのような練り物)のお店も。
海雲台のビーチに到着
そして到着しました、海雲台ビーチ。海沿いには複数のホテルや高級マンションが立ち並び、開発されたビーチリゾートといった様子。
僕が思い描いていた海雲台ビーチのイメージは、この上の写真の右奥の雰囲気で、左側のような高層ビル・マンションがあるなんてまるで想像もしていなかったんです。。 熱海と豊洲くらいの差を感じました。
海雲台の砂は、真っ白、とは言えないですが、黒砂ではなく黄土色。また、冬の2月だというのに太陽が当たるとだいぶ暖かく、ソウルの喧騒とは全く違う場所だということを気付かされます。
多くの白いカモメが飛んでいて、なかなか絵になります。次回は、釜山駅ではなく、この海雲台のビーチ沿いにあるホテルでのんびり一泊したくなりました。比べるのもなんですが、チェジュ島と海雲台ビーチなら、僕は間違いなく海雲台ビーチの方をおすすめします。釜山の海雲台ビーチは、チェジュ島とは違い、地下鉄やバスが充実していますし、飲食などにも困りません。何より、ある程度は「都市」なのでチェジュ島で感じる不便さがありません。釜山の都市性とビーチリゾートとしての安らぎが見事に複合されていて、また来たいなと思わせる魅力がありました。そして、その後はお昼を食べに、釜山の人気エリア、西面(ソミョン)へ。
ソミョン(서면)のデジクッパ
今度は地下鉄で、海雲台駅からソミョン(西面)駅へ。時間にして30分程度なので割とすぐに到着しました。
ソミョン(서면)は、釜山の若者がもっとも集まる人気エリアなのですが、駅について地上にでるなり、目の前に繁華街が広がります。ソウルでいう学生街の新村(シンチョン)のような雰囲気で、若者が好きそうなカジュアルブランドのお店が目立ちます。
そんな中、向かったのは、釜山名物の料理「デジクッパ」の有名店。ソミョン駅すぐのLOTTEの真後ろには、デジクッパの有名店が立ち並びデジクッパ通りがあります。今回は、その中でも人気の有名店、ポハンデジクッパ(浦項テジクッパ、포항돼지국밥)へ。
ポハンデジクッパ(浦項テジクッパ)
外からはわかりませんが、ポハンデジクッパ(浦項テジクッパ、포항돼지국밥)の店内に入ると、そこは人・人・人の賑わい。店内にはおおよそ200名は着席していたと思います。デジクッパは回転が早いにも関わらず、これだけの人気は相当だなと。
メインメニューであるデジクッパは、W7,000(日本円にして700円程度)。注文をするとまずはキムチやニラなどの薬味が運ばれて来ます。中には卵麺のような黄色い麺も。その後、15分程度でデジクッパが運ばれて来ました。
うん、美味しそうです^^
韓国の本番のデジクッパは、かなりの具沢山で、スプーンで救うと大量のデジ(豚肉)が出てきます。
そして、スープをいただいて驚きました。これは、美味!
豚をスープにした食べ物としては、日本でいうとんこつラーメンもあれば、沖縄のソーキそばのような鰹ダシなどと合わさったさっぱりとしたスープもあります。このデジクッパは、とんこつラーメンのような濃厚さがありながらも「こってり」さや重たさはまるでありません。かといって、ソーキそばやチェジュ島で食べた「コギグクス」のようなあっさり感が強いわけではなく、見事にその中間を走ります。
さらに、豚肉のスライスと一緒に食べますと、豚肉を噛んだ時に感じる味わいがまたアクセントになり深みが出ます。スープと豚肉を一緒に口にすることで深みが増し、さらに赤いコチュジャンの味噌の味わいが輪にかけて美味を作り上げます。
コチュジャンを溶かしていくと、味は異なりますが、今度は、味噌ラーメンのような体の温まる芳醇さが出て来ます。ネギを多めに入れればさっぱりとした味になりますし、麺を入れて食べると、鍋の後の〆のラーメンのような楽しみも生まれます。1皿で何層もの味を楽しめることか。。これは圧巻、脱帽の味わいでした^^
釜山に旅をされる方には是非一度召し上がっていただきたい逸品でした。これは、本当に最高の一杯です!
ポハンデジクッパの営業時間
日曜〜月曜: 年中無休24時間営業 (一部のお正月期間だけお休み)
ポハンデジクッパの場所
- 味の良さ
- 雰囲気の良さ
- アクセスの良さ
一言レビュー
ポハンデジクッパ、最高の一杯!