これまでは、韓国といえばソウルとチェジュ(済州)島に出向いたことがありましたが、今回は初めての釜山旅行に出向いてみようと旅行を計画。
釜山というと、韓国第2の都市とはいえ、まだまだ田舎で、垢抜けず、いっても地方都市の域を超えないTV的な印象が強くあったんです。福岡からもフェリーで行けてしまうほどの距離とはいうけれど、TV画面に写る釜山は、日本人旅行客に韓国海苔や化粧品をたたき売るおばちゃん達の姿でしたし、なんというかパッとしない街、というイメージを持っていたわけですが、そういう方は、僕だけではないのではないかなと思うんです。そんなわけで、今回初の釜山旅行で感じた様々な事実を赤裸々にブログに書いてみようと思います^^
ソウルからは電車で2時間半
今回は、東京から釜山へ直接出向くのではなく、ソウル経由で、これまた初めてのKTX(韓国の新幹線)で釜山に出向くことに所要時間にして2時間半なので、それこそ東京から釜山へ直接飛行機で行く時間と変わらないわけです。笑 でもまぁ、初のKTX自体も楽しみであり、それはそれ、特に気にはならなかったんです。
こちらがソウル駅中央にあるKTX乗り場。掲示板で時間を確認しながら向かいます。
ただ、気になることが。表示が全てハングル。。英語圏の観光客はどうするのだろうという疑問が付きまといます。
ソウル駅にあるので、乗車までの時間を利用して、隣接するロッテマート@ソウル駅で食事を書います。これを車内でいただく、という流れをとってみました。KTXにのってみてわかったのですが、日本の新幹線や特急列車よりも良い点が。
それがこのテーブルの大きさ。前の座席の背面から倒して使う付属テーブルですが、このテーブルが日本の列車の1.5倍はある大きさなんです。なので、ロッテマートで買った食事も全部綺麗にのってしまいます。これはなかなか快適です。
揺られること2時間半、釜山に到着しました。
13時すぎにソウル駅を出発し、釜山えきに到着したのは、15時30分。ホテルに荷物を置いて、日が暮れる前に「甘川文化村」へ。そうです、韓国のマチュピチュと呼ばれているカラフルな街並みがインスタ映えすると言われている「甘川文化村」です。暗くなってしまっては意味がないので、急いで向かいます。
甘川文化村に到着
そして、到着をしてみて気づきました。 こちらが、甘川文化村です。
う〜〜〜〜ん。。
もう1枚、別角度で撮影してみます。
カラフルというのは、そうなのですが、そこよりも建物の古さの方が見えてしまうのが率直な印象でした。また、ここまで高台に密接して住宅が立っている点をみても、韓国ドラマに出てくるような貧しい主人公の舞台の感を強烈に感じたんです。
おそらく、画像加工でもすれば、もう少しカラフルにも見えるでしょうし、きらびやかにも見えるのかもしれないのですが、僕としては1回来たからもういいかなという場所でした^^;
その後は、釜山タワーに立ち寄り、腹ごしらえに釜山の有名店へと出向きます。それがこちら、釜山の有名タコ鍋のお店、ケミチプ(개미집)です。
ナッコプセの有名店「ケミチプ」へ
有名店だけあって、韓国の美食グルメ番組「水曜美食会(수요미식회)」にも登場しています。特に人気のメニューは、ナッコプセ(낙곱새)。タコ(ナクチ)とホルモン(コプチャン)、海老(セウ)の頭文字からとったメニューです。
店内には写真もあるのでイメージはつきやすく、指差しの形で注文をする形でも注文は通じるとおもわれます。
メニューはいくつかあります。
- ナクチポックム(タコ鍋、タコ炒め?) は、W9,000
- ナクセポックム(タコと海老の鍋)は、W10,000
- ナッコプセポックム(タコと海老とホルモンの鍋)は、W11,000
ホルモンが苦手な方は、ナクセポックム(タコと海老の鍋)が良いかもしれません。
今回僕が注文をしたのはナッコプセポックム。注文をすると、ご飯などのセットが運ばれてきます。
そして、運ばれてきました! こちらです。
青々としたネギと見るからに鮮度の高い活タコのえび、真っ白なコプチャンが入っています。中央にはコチュジャンのような専用味噌が。
グツグツと煮えてくると、味噌も混ざり、すっかり真っ赤な形に変化していきます。
そして、これをそのまま食べるのもアリですが、おすすめなのがご飯と合わせる食べ方です。もともとご飯がたっぷり付いてくるので、このご飯を使った食べ方がオーソドックスなのだと思います。
それがこちらです。
ご飯の上に先ほどの鍋の具材をのせ、同じくもともと運ばれてきている海苔をかけ、混ぜ合わせます。そうです、ビビンバ方式です。
うん、これは食べやすい!
直接鍋のものを食べてしまうと、正直なところ、日本人の味覚では、相当に辛く感じる方が多いのではないでしょうか。もともと辛いものが熱さもあるとさらに辛く感じるわけですが、このビビンバスタイルにすると、海苔のまろやかさもあり、少し温度が冷めることもあり、ちょうどいいまろやかさに仕上がるんです。
何より美味しいのは、この鮮度の高いタコや海老のプリップリとした味わい。個人的には、日頃、ホルモン(コプチャン)を美味しいとは感じないのですが、こちらのコプチャンは特に何も違和感を感じることもなくとても食べやすかったです。
そうこうしているうちに夜も更け、1日目が終わりました^^
ケミチプ(개미집)の営業時間と場所
ケミチプは、本店の他にいくつか支店があります。
月曜〜日曜: 9時30分〜21時30分
- 味の良さ
- 雰囲気の良さ
- アクセスの良さ
一言レビュー
ナッコプセの人気店「ケミチプ」。 絶品!というような味には感じなかったものの、たまに食べたくなりそうな印象深い味でした。