精をつけたい時、体に栄養を取り入れたい時に食べる韓国の国民食、サムゲタン。韓国ソウルにはいくつか著名な参鶏湯のお店が、3大参鶏湯というものさえあります。その上で、今回ご紹介をさせていただきますのは、明洞のど真ん中という抜群の立地にお店を構える高峰参鶏湯(コボンサムゲタン、고봉삼계탕)です。
明洞のど真ん中にある高峰参鶏湯
高峰参鶏湯(コボンサムゲタン、고봉삼계탕)は、明洞の中心地にある飲食店ビルに入っています。広い店内と立地を考えると、相当な賃料なわけですが、それを支払い続けられるほどの味と人気があるのだろうと期待が膨らみます。
さすがは大型店ということで、事前にテーブルなども綺麗にセットが完了しています。テーブルの上には、参鶏湯(サムゲタン)の食べ方が書いた紙が敷かれています。英語・中国語・日本語でそれぞれ表記されている点を見ると、さすがは観光エリア明洞のお店という印象を覚えます。
高峰参鶏湯メニュー
高峰参鶏湯メニューの主要メニューはこちらです。
- サムゲタン W15,000(1,500円程度)
- 漢方サムゲタン W17,000(1,700円程度)
今回僕は、オーソドックスにとサムゲタン(参鶏湯)W15,000を注文してみました。待つこと10分程度でしょうか。運ばれてきたものがこちらです。
かなりの熱々で、グツグツと湧いた参鶏湯のスープは、とろみが感じられ、やや醤油色の色合いです。
この参鶏湯には一羽丸ごとと思えるほどの大きな鳥の足が入っています。それがこちらです。
あ〜うまそー!!!
まずは、スープをいただいてみます。スープは、色味通り、醤油ベースの塩っ気を感じる比較的しっかりとした味で、鳥のエキスがこれでもかと出された味になっています。通常、参鶏湯というと塩を追加で入れないと味がボケてしまうものが多いのですが、こちらのコボン参鶏湯は、何も入れずにでもしっかりとした味があります。
そして、鶏肉をいただきます。鶏肉はほろほろっと崩れるのですが、そこにテーブルの塩で味を変えたりしながら食べます。
鳥の旨味だけでなく、塩気も加わることで、よりしまった味になっています。
全体的に言えることなのですが、オーソドックスな参鶏湯(サムゲタン)の味としては、一定のレベルや基準を満たしてくる味です。外国人観光客が多い明洞には、人生ではじめてサムゲタンを食べる方もいると思うので、この味で十分衝撃的で美味しく感じられるレベルです。
ただ、
普通なんです。オーソドックスなんです。他の有名どころな参鶏湯の名店の味と比べると、これといったパンチや特徴が前面に出ていなく。強烈なとろみがあるわけでもなく、濃厚すぎるほどのエキスが抽出されているわけでもなく、あくまでスタンダードなんです。
どうでしょうかね。。良くも悪くもオーソドックスです^^;
高峰参鶏湯(コボンサムゲタン、고봉삼계탕)の営業時間
年中無休。9:30〜22:00
高峰参鶏湯(コボンサムゲタン、고봉삼계탕)の場所はこちら。
- 味の良さ
- 雰囲気の良さ
- アクセスの良さ
一言レビュー
これといって感動を覚える味ではないサムゲタン。