狎鴎亭駅(アックジョン駅)から徒歩10分程度、人気のカロスキルからも徒歩10分程度の場所にある、ちょっと歩くけど、絶品すぎてもう!!!というユッケビビンバの隠れたお店があります。それが、トクンチプ アムソハヌ24時(더큰집 암소한우 24시)です。
トクンチプ アムソハヌ24時(더큰집 암소한우 24시)とは
こちらのお店の名前にもなっている、「アムソハヌ」とは、雌ウシ(アヌソ)の韓牛(ハヌ)をさします。地元の人々には大人気の大型店ながら、ほとんど日本人観光客には知られていない隠れた場所です。人気は、牛骨でとったスープが美味しいソルロンタンなのですが、僕がオススメしたのは、ソルロンタンではなく、ユッケビビンバなんです。
店内に入ると、とにかくその広さに驚かされます。場所柄、土地代も高いであろう状況ながら、普通のスーパーマーケットの1フロアくらいがおさまる広さがあります。
こちらのお店の特徴は、普通の飲食店とは異なり、精肉店を兼務するようにお肉の販売なども行われている点。大量に鮮度の高い雌牛を韓国国内で流通取引しているため、「巨大な精肉店が展開する飲食店」という印象があります。日本で言えば、いつも年始の初モノマグロを競り落とす築地の寿司ざんまいの本店、というような位置づけでしょうか。
こんな形で、贈呈用の韓牛セットなども販売されているほどです。また、場所柄芸能事務所も近く、明らかにTV関係者だろうなと思われるお客さんもいるのが特徴です。今回僕が座った斜め前のテーブルには、尋常ではない小顔にロングヘア、高いヒールを履いた女性とそれを取り巻く40代くらいの男性たちが座っていたのですが、わがままモデルなのか、わがまま女優なのか、怒る女性をなだめる男性陣という構図がそこにありました。笑。女性はというと、明らかに(医療的に)お直し後の顔だったので、おそらく売れてはいない芸能人だとは思われます^^;
トクンチプ アムソハヌ24時(더큰집 암소한우 24시)のメニュー
こちらでは、一番人気のソルロンタンだけでなく、卸の力を生かした鮮度の高い韓牛メニューがずらりと揃います。ハヌソルロンタン(韓牛ソルロンタン)は、W11,000(1,100円程度)。カルビタンは、W14,000(1,400円程度)、特カルビタンは、W19,000(1,900円程度)。ハヌユッケビビンバ(韓牛ユッケビビンバ)は、W11,000(1,100円程度)です。
テーブルには、白菜のキムチや大根のキムチなどが置いてあるので、セルフで取って食べます。
味は、可もなく不可もなく、まぁ普通です^^;
そして、運ばれてきました、韓牛ユッケビビンバ!
右についてきたのは、ソルロンタンのスープです。ソルロンタンを頼まずとも、スープだけならこうしてついてくるので、ユッケビビンバを頼むだけでもお得だと感じます。
この色とりどりの鮮やかなユッケビビンバを混ぜていきます。
ご飯も入れて、コチュジャンソース(好きなだけ入れられます)も入れて混ぜます。
ある程度混ざってきますと、こんな形に綺麗な橙色に。
そして、いざ実食です。
うまい。うますぎて怖いほどに、スプーンが進みます。うますぎて感動注意報を発令したいほどに、うまいです!
いや、これはもう殿堂入りの味だなと勝手に判断をしてしまった逸品です。
ユッケビビンバにしても、通常のビビンバにしても、だいたいコチュジャンソースの味で、味がごまかせるものであって、ごまかしが一定きくのは事実だと思います。ただ、こちらのユッケビビンバは違います。生肉ユッケの牛肉の甘みが濃厚ながら非常に上品、それでいて、コチュジャンソースの絡みと見事にぶつかりません。そのため、コチュジャンソースに惑わされることなく、ダイレクトに雌牛の韓牛の旨味をこれでもかと味わうことができるんです。
さらに、食感は、ユッケの柔らかさ、大根のナムルのシャキシャキ感、カイワレのパリパリ感と口の中での楽しみが広がります。ユッケ街である鍾路5街にあるユッケのお店で食べるそれとは、1段2段と上の味を見せつけられました。
「韓国行ったら美味しいもの食べたいよね〜」「はい、こちらのお店です」というほどのお店です。トクンチプ アムソハヌ24時(더큰집 암소한우 24시)の韓牛ユッケビビンバ、僕の中での殿堂入りです!
トクンチプ アムソハヌ24時の場所は、こちらです。
- 味の良さ
- 雰囲気の良さ
- アクセスの良さ
一言レビュー
ちょっと歩いてでも、何度でも行きたいお店!