日本の韓国グルメ店で食事をするときに、「とりあえずチヂミも何か食べよー」となることも多いと思います。そんなときにだいたい2択になるもので、「海鮮チヂミ」か「キムチチヂミ」になると思います。更に言えば、海鮮チヂミが最終的に選ばれる可能性の高さたるや。あれは何なんでしょう、日本人だからか、やっぱりシーフードが好き何ですかね^^
そんな海鮮チヂミは、僕も好物の一つなのですが、これまで食べてきたどの海鮮チヂミの最高に驚きと美味しさを感じられたチヂミがあります。それが、今回ご紹介をさせていただきます、マッポナル本店(마포나루 본점)の海鮮チヂミです。
麻浦(マッポ)駅から徒歩5分のマッポナル
場所は、麻浦(マッポ)駅からも歩ける距離なので、立地としてはとてもアクセスの良い場所にお店を構えられています。
いわゆる韓国の居酒屋なので何でもあるのですが、目的は「海鮮チヂミ」です。マッポナルの海鮮チヂミ(ヘムルパジョン)のお値段はW16,000(日本円にして1600円程度)です。
店内は広々としており、ざっと100人は座れるような開放的な広さがあります。
そして、海鮮チヂミを注文します。一人で訪問をしたのですが、何度もお店の人に「え?」という顔をされながら、「何か?」という顔で返しつつチヂミを待ちます。笑
マッポナルの海鮮チヂミとは?
待つこと15分くらいでしょうか、運ばれてきた海鮮チヂミがこちらです。いや〜、驚きました。これ、想像を超えておりました。かなり、かなり巨大です。そりゃ、1600円程度の値段はするわなと。2人で食べても多いほどの量です。
とにかく巨大なので、この巨大さをお伝えすべく、スプーンで比較してみます。韓国の長いスプーンと比較しても、この通り。そのスプーンの長さを上回る大きさなんです。
上からの俯瞰で見ると、こんな具合です。
それにしても、このカラフルで食欲をそそる海鮮チヂミ。たまりません。ストレートな表現をしますと、日本の韓国グルメ店の中には、「いや、どんだけケチるんだ」とか「いやいや、どんだけコストカットするんだよ」と思えるほどに、しょーもない微々たる海鮮しか入っていないのに、ときにそれがシーフードミックスだったりさえもするのに、堂々と海鮮チヂミと名乗るお店もあるわけです。
でもここは違います。これでもか!というほどに、もう、よく海鮮同士をここまで盛り込めたなと感心するほどに海鮮祭りな訳です。それはそれは驚異的なレベルで海鮮祭りなんです^^ 彦摩呂さんあたりとご一緒したいお店NO.1です。
近くで見ると、この通りです。
エビもイカも、これでもかと入っているのはもちろん、野菜も豊富。むしろ、つなぎである粉部分の少なさたるや。なので、お皿に取ろうにも、こんな具合に、具ばかりが目立つんです。これほどのチヂミを見たことがない、というほどの大盤振る舞いです。
マッポナルの海鮮チヂミのお味は?
肝心のお味は、というと、まぁ予想を裏切らない^^
新鮮な海鮮ゆえの甘み、歯ごたえがある食感を楽しみながら、酸味のきいたポン酢のような独特なチヂミのタレと粉もの部分のマッチもあり、最高に贅沢な時間が仕上がります。これで、マッコリなどがあったら最高ですね。本来、居酒屋であり、チヂミなので、お酒のつまみとしてこれを頼みながらみなさん飲むのでしょうけれど、これは単品それだけを頼んで食べるだけでも、十二分に価値があると思いました。
さらに、驚くべきは、その具の本腰の入れよう。何と、エビも丸ごと入っています。剥き身だけじゃないんです。有頭エビの頭部分もそのまま入っている海鮮チヂミ、というのは、なかなかレアな話。実力を見せつけられます。さすがです。
この海鮮チヂミを食べたら、もう日本の韓国グルメの海鮮チヂミなど注文できなくなるのでは、と思うほどの衝撃と格差を感じました。本場の実力、ここにあり!です。
ただ、注意をしないといけないことがあります。このお店、絶対に2人以上で行かれることをお勧めします。焼肉店などにも一人でいけてしまう僕ですが、このお店で一人で食べていたときに味わった孤独感と疎外感たるや、半端なかったです^^
それに、この海鮮チヂミ、絶対に、と断言してもいいほど、一人で食べきれる量ではありません。男性の大食漢の方が、根性で食べきる、というようなボリュームです。美味しいんです、美味しいんですけど、量には本当にご注意です^^
マッポナルの海鮮チヂミ、これは、本場の実力を思い知らされる逸品でした。
マッポナル本店の営業時間は、こちら。
月曜〜金曜:11時30分〜22時30分
土日祝日; 11時30分〜22時
マッポナルの場所は、こちらです。
- 味の良さ
- 雰囲気の良さ
- アクセスの良さ
一言レビュー
感動的なほどに海鮮!な海鮮チヂミ