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韓国のソウルフード「キンパッ(海苔巻き)」の中でも、最近は、その具材の多さや食材のリッチさからプレミアムキンパッと呼ばれるものが出てきています。そんなプレミアムキンパッの中でも、ヘルシー志向のキンパッ、100%玄米、化学調味料は無添加のこだわりを持つのが、今回ご紹介をさせていただきます「ロボットキンパッ(로봇김밥)」です。
Instagramでも、1万件以上上がるロボットキンパッ
玄米といっても、十分水に浸した上での焚き上げなのでそこまで硬くはないというのが前評判。簡単な食事にもってこいな海苔巻きということもあり、インスタグラム上でも多くの方が、ロボットキンパッをあげています。
https://www.instagram.com/p/BPeu0riD0GR/?tagged=%EB%A1%9C%EB%B4%87%EA%B9%80%EB%B0%A5&hl=ja
今回僕がお邪魔したのは、ロッテ百貨店の最寄駅でもある乙支路入口駅から徒歩5分程度の場所にある、乙支路入口店。外観は、こんなお店になっています。ブランドカラーである赤を基調にしたデザインになっています。
店内には、海苔巻きだけでなく、ラーメンなどの他の軽食もあり、海苔巻きだけでお店が営まれているわけではないチェーン店です。実際にメニューは、これくらい沢山揃っています。
こじんまりとした店内のロボットキンパッ
店内も赤を基調にしたデザインなのですが、そこまで広くはなく、こじんまりとした海苔巻きのお店。この辺は、他の一般的な海苔巻きのチェーン店と相違ありません。テーブルなどは4つ程度、座れて最大15,6人といった広さです。
お店の壁には、4つのブランド指針が書かれています。100%玄米、低脂肪・減塩、化学調味料は無添加、国内産の肉やキムチを使用、と書かれています。
ロボットキンパッの海苔巻きを食べてみました。
海苔巻きのメニューは、全部で10種類程度あるのですが、プレミアムキンパッだけあって、どれも具沢山で、色彩豊か、食材も多い内容になっています。
お値段は、1本W4,000(400円程度)とリーズナブルです。今回僕が注文をしたのは、アーモンドとクリームチーズのキンパッ。一緒に行った友人は、トッカルビキンパッを注文しました。出てきたのが、こちらです。
拡大をしてみます。
まずは、クリームチーズの方を食べてみました。クリームチーズの濃厚でもったりとした食感が、人参やキュウリのシャキシャキっとした食感と相違をなし、楽しい味わいになっています。ただ、100%玄米ゆえ、白米とは違い、芯があるような硬さのお米であることは確かで、海苔巻き本来のコメの甘みや旨味があるかというと、それは違うなという印象を覚えました。海苔も巻きたてではあるものの、良い海苔を使用しているわけではないのか、やや乾燥していて、全体的に、パサついた海苔巻きの域を超えないものになっていました。
続いて、トッカルビキンパッ。トッカルビとは、日本でいうハンバーグにあたるものなのですが、さすがは肉、ハンバーグ。その肉の味わいだけでキンパプの味が構成されるほど、しっくりときます。ただ、裏を返せば、ハンバーグ頼みのキンパプであって、これといった特別感は感じることができませんでした。
海苔巻きは、やはり白米の方が美味しいのでは、と思いました。
韓国ソウルには、ロボットキンパッのように、100%玄米の海苔巻きのお店もありますが、70%玄米、30%白米といったブレンド型の海苔巻きを提供するチェーン店もあります。こちらのお店にもいったことがありますが、味は。。といった印象でした。玄米を使うぶん、硬さが出るのは仕方がないとして、味が淡白になってしまう部分も否めず、よく言えば「さっぱり食べられる」、悪く言えば「面白みのない味」だなという印象を覚えました。
韓国ソウルには、有名な海苔巻きのお店は、まだまだあるので、これからどんどん探訪をしていこうと思います^^
ロボットキンパッ 乙支路入口駅の場所は、こちらです。
- 味の良さ
- 雰囲気の良さ
- アクセスの良さ
一言レビュー
玄米で海苔巻きだと、味に限界があると思いました。