韓国の食べログ的なサイトでも、4.1の高得点を獲得している知られざる超人気店が、三角地エリアにあるムンベドンユッカル(문배동육칼)です。文培洞(ムンベドン)というエリアにある、ユッカル、ということでその名前がついているのですが、果たして、ユッカルとは?
ユッカルとは?
ユッカルとは、2つの食べ物ユッケジャンとカルグクスを足した造語。ユッケジャンをスープとして、カルグクスの麺を入れる、という韓国版ユッケジャンつけ麺な食べ物なんです。そんなユッカルの超人気店が、今回ご紹介をさせていただきますムンベドンユッカル(문배동육칼)です。
場所は、三角地エリアにあり、地下鉄三角地駅の8番出口をでたあと、地図通りに歩いていくのですが、駅からすぐの場所が工事中で、細い路地を歩いたり、エレベーターに乗ったり、線路の上の高架橋を渡ったり、と駅から近いはずなのに、なかなかたどり着くまでにハードルがあります。笑
そんな困難を超えてたどり着くのが、こちらのムンベドンユッカル(문배동육칼)。
ムンベドンユッカル(문배동육칼)のメニューは?
メニューは2つのみです。一つが写真左側の「ユッカル」。ユッケジャンとカルグクスのセットで、つけ麺スタイルで、ユッケジャンをスープがわりに食べる形です。右は、ユッケジャン。こちらは、ユッケジャンと小サイズのカルグクス(麺)、そしてご飯がついてきます。どちらかと言いますと通常のユッケジャンのようにご飯とともに食べるスタイルだけど、麺でも軽く食べたいという際のメニューです。
お値段は、ユッカルが、W8,000(800円)、ユッケジャンもW8,000(800円程度)と同じです。店内は、非常にこじんまりとした規模なのですが、お客さんが絶えません。オープンの朝9時30分に入ったのに満員です^^
ムンベドンユッカル(문배동육칼)の営業時間は、こちらです。
平日: 9時〜20時30分。土曜:9時30分〜17時。日曜休日。
そして、運ばれてきました、今回のお目当「ユッカル」。
ゆでたての麺(カルグクス)からの湯気がすごく、出来立て、茹でたての料理をいただく幸せを感じながら、まずは小皿料理をいただきます。キムチからいただいてみたのですが、このキムチがなんとも家庭的なキムチで非常にみずみずしいんです。特に大根のキムチ、カクテキは、どれだけ漬けたのだろうと思うほどによくキムチの汁が染み込んで、これだけでもなかなかの美味でした。
そして、お目当のカルグクスとユッケジャンをつけ麺スタイルでいただいてみます。麺は、きし麺のようにやや平麺でお箸でも持ちやすく、かといって他の麺とはくっつきすぎないので、適量を、スープであるユッケジャンに入れやすかったです。
スープとの味の絡まりがよく、非常に箸が進みます。このユッケジャンのスープが、まぁ辛い。笑。うま辛いんです。一昔前だと「韓国グルメは辛いから苦手」という人が結構いましたが、最近は、あまりそんなことも聞かなくなったほどに、韓国の料理の辛さが全体的にマイルドになってきた印象を覚えます。
ただ、このユッカル、ユッケジャンスープは、王道ローカルな辛さの旨辛爆発です。笑。はぁ辛い、はぁ美味しいの繰り返しです。スープが辛うまなだけでなく、ユッケジャンの具であるユッケ(牛肉)も大量に入っているのも特徴で、山菜かな?と思って食べたら細長いユッケだったりするほど、大量のユッケが入っています。
ユッケジャンがお好きな方、辛い料理が苦手ではない方には是非一度お試しいただきたい味でした。例えますと、欧風カレーの辛口を食べるような感覚に近しいです。あくまで「辛うま」の味なので、好き嫌いが分かれてしまう可能性こそあれ、ローカルに大人気、常に満員も納得の美味しさがありました。
何より、こんなユッケジャンの食べ方は、日本の韓国グルメ店にはまずありません。かなりのボリュームなので、お腹をすかせて朝行くのが一番良いと思います^^
ムンベドンユッカル(문배동육칼)の場所は、こちらです。
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- 味の良さ
- 雰囲気の良さ
- アクセスの良さ
一言レビュー
辛い!うまい!ローカル!なユニークカルグクス。