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韓国の美食番組「水曜美食会」にも取り上げられたカルグクスの名店、チャニャンチッ(찬양집)。鍾路3街に構える伝統あるこのお店では、メニューは1品のみ。海鮮カルグクス1本で勝負をしています。開店は朝10時ですが、10時になるや否や人がお店に続々と入っていくほどの人気店。韓国のローカルブロガーの方にも200件以上取り上げられています。
鍾路3街にある、チャニャンチッ(찬양집)
鍾路3街駅から徒歩5分程度の立地にあるのですが、場所は、こんな小道を入っていきます。
お店の目の前には、水曜美食会や、ほかのグルメ番組にでた際の様子がバナーで貼られています。左が水曜美食会のもの、右が、Tasty Roadのものです。
1965年から営業をしているお店で、今年2016年で50年以上が経つ歴史ある名店。お店はカルグクス1本のため、あえて注文をしなくても席についた瞬間から、お店の人が注文をカウントしてくれます。1名=1杯、2名=2杯、といった具合です。
お店で毎日手作りの製麺をしており、出来立てが食べられます。
チャニャンチッ(찬양집)の店内は?
席に座ると、奥に製麺の様子が見えます。
店内には、あらゆるTV番組に登場している様子がうかがえる写真やサインがあふれています。
各テーブルにはキムチが置いてあります。カルグクスにこのキムチでお好みで入れます。ピンクのボウルには、海鮮カルグクスの貝殻を入れます。
海鮮カルグクスのお味は?
運ばれてきたのが、こちらの海鮮カルグクス。これが有名なチャニャンチッ(찬양집)の海鮮カルグクスです。
こちらを上から撮ると。
これが一人分なのですが、実はかなり大きい器なんです。左は僕の手です。一般的な男性の手のひらよりも大きい丼器で、ボリュームは相当なものです。でも、これ、皆さん一人でペロッと食べられています。
チャニャンチッ(찬양집)の海鮮カルグクスをいざ実食
この山盛りの海苔は、本格海苔で、一つ一つがデコボコした手作り感の強い海苔。湯気がもくもくとたつ一杯です。
太く柔らかなこのうどんは適度なコシがありつつにゅう麺のようなツルっとした喉越しがあります。日本のうどんと比較すると、若干、伊勢うどんのような柔らかさがあります。
山のように盛りだくさんのアサリの殻と具を全部分けながら、麺とスープをいただきます。
うん、美味しいです。でも、どうでしょう、200以上のブログで話題になったり、あちこちのTV番組で引っ張りだこの味ということでの期待値と比べると、「そこまでなんだろうか。。」と感じてしまったのも事実です。海鮮の塩気と出汁がとても美味しくはあるのですが、なんともアクセントのない味といいましょうか。。
韓国の友人が来日すると、「日本の食事は、しょっぱいものが多い」と言うケースが多いのですが、もしかすると、日本人の味覚からすると物足りなくても、韓国人の味覚の中では、そうでもない、と言うパターンの食事なのかもしれません。
味に飽きてくると、テーブルに置いてあるキムチで味を変えます。
すっかりキムチの赤い色に染まってしまった海鮮カルグクス。でも、こちらの方が美味しく感じました。笑。ピンクのボウルには、山ほど貝殻が入りました。これ一人分の中に入っている貝殻です。
僕の中ではずっと行きたかった念願のカルグクスのお店だったのですが、同じカルグクスであれば、こちらも超のつく大人気店、水曜美食会にも登場した、明洞餃子のカルグクスの方が、日本人向きの美味しさだと思いました^^;
チャニャンチッ(찬양집)の海鮮カルグクスの場所は、こちらです。
http://map.konest.com/daddr/1111015300_27?pop=0
- 味の良さ
- 雰囲気の良さ
- アクセスの良さ
一言レビュー
超人気店だけど、特別な味かというと。。