日本の美容整形の広告は、美容整形を施すお医者さんが広告に写っていることが大半ですが、韓国では、医師ではなく患者さんが広告に載っていることがほとんどです。そのあたりは、美容整形へのハードルが日本よりもだいぶ低い国だからでしょうか。
今回は、韓国の街を歩いていて、え?と思ってしまった気になる美容整形広告をご紹介させていただきます。
韓国ソウルの美容整形クリニックは、どこにある?
実は、日本人観光客の多く集まる江北エリアの明洞や東大門に行っても、美容整形クリニックや美容整形の広告はあまり見かけません。地下鉄に乗っていても、見かけることは少ないです。
一方で、江南エリアになるとそこは変わります。特に、狎鴎亭(アックジョン)や、新沙(シンサ)、江南(カンナム)駅周辺になると、街のあちこちで美容整形広告が目に入ってきます。加えて、カロスキルのある新沙(シンサ)駅に関して言えば、大手美容整形クリニックが乱立するだけあって、実際にマスクをした女性も見かけることがあります^^;
そんな世界的に見ても美容整形大国の韓国ソウルの気になった広告をご紹介させていただきます。
思わず突っ込みたくなる美容整形広告
こちらの男性モデルが映った広告ですが、JYPという大手美容整形クリニックの広告。『ファッションの完成は、顔だ』とあります。なんというかもう、言っていることが強烈すぎて^^; 裏を返せば、顔がよくなきゃオシャレなんて成立しないと言っているわけで。強烈です。
続いては、こちら。
美容整形外科idの広告。『”美しさが全てではないから” 顔も生身のままで』
人間味のない人工的な造形美ではなくて、もっと人間らしい生身のある人間らしい美しさの整形を施します、ということなのだと思います。でも、です。美しさが全てではないから、と言いつつ整形。え?って話です。笑
続いては、こちら。
もう、これは、写真の問題なんですが、beforeが水泳選手みたいな映り方をしているのに、afterが夜のお仕事の映り方になってしまった、とんでもbefore after。before afterを強調するためなんでしょうけれど、なんというか、afterの方が安さが溢れてます。
続いては、同じ広告の男性版
確かにこれは全然違います。before afterでこれだけ変わるのか、と思わされます。でも、まず髪型が全く異なり、ファッションもいきなりお坊ちゃん風に様変わり。beforeが白黒写真なのに対し、afterはカラー写真。これはずるいですね。笑 同じ条件でbefore写真を撮ったら、たいして変わらないのではないかと思ったり。広告マジックはあると思います。
続いては、こちら。
なんというか、もはやいつの時代の絵画を引っ張り出してきたのか。女神とか神秘的な美しさを表現したものだと思うのですが、そもそも人間ではないので、そんな出来上がりを誰が期待するのだろうとも思いつつ。ちょっと、すごいですね。笑
そして、最後がこちらです。
BKと書いてある上のハングルには、こう書いてあります。
『綺麗な子達は、みんな知ってるわ』
みんなうちの整形やってるよ、という話でしょうか。特定の誰かを名指ししているわけではないのでクレームこそないとは思いますが、すごいメッセージ性。
深刻に悩みを持たれる方もいらっしゃるので、決して面白おかしい話の世界ではないのですが、韓国ソウルの美容整形事情、特に広告事情は、ちょっと行き過ぎた感が僕には感じられます。。^^;