歩くけど、安くて美味くて仕方ない！韓国ソウル、ホバクシクタンの牛焼肉

韓国ソウルに行きますと、豚肉が安くて美味しいお店というのは相当数あります。一方で、牛肉の美味しいお店というと、なかなか見つからないというのが本音です。美味しい牛焼肉店を検索すると、もれなく高級韓牛のお店がヒットしてしまい、いやいやこう言う所じゃないよ。。という^^;

僕がソウルで出会いたいお店は、安くて美味しい牛焼肉店なんです。そして、見つけました、ここです、ここ、ホバクシクタン（호박식당）！　240以上の韓国のブログで取り上げられている話題店です。

牛焼肉店、ホバクシクタン（호박식당）とは？

ただ、こちら、後々気づいたのですが、ソウルに2店舗ありまして、僕が気づいたのはイテウォンエリアのお店。こちらは、イテウォン駅のお隣駅「ハンガンジン（漢江鎮、한강진）駅」か、または、「ハンナム（漢南駅、한남）駅」が最寄駅なのですが、駅から歩きます。20分は歩く距離です。

もう1つのお店は、薬水（ヤクス）駅にありまして、こちらの方が少々駅からは近いんです。こっちにすれば良かったかも、と思うほど、まぁ歩きました。ただ、美味しい牛焼肉を求めてなら、と散歩がてらにイテウォンエリアの方のお店に行ってきました。

ハンガンジン（漢江鎮、한강진）駅から行く、ホバクシクタン

ハンガンジン駅の2番出口を出て、道なりにまっすぐ歩きますと、目の前に大きな通りが見えてきます。

こちらの大通りを右に曲がり、歩く会のスタートです。

歩くこと15分。地図を読み間違えたのかなぁと思いながら地図を見直し、いや合ってると再確認。そして再び気合を入れて歩き出すと、右側に「HANNAM VILLAGE」という外国人むけ住宅地が見えてきます。

やはり合ってるなと再確認が出来たので（笑）、そのまま歩くこと5分。目の前に、右に曲がれるような脇道が見えてきます。右側には「KB国民銀行」があります。こちら側に曲がります。

そのまま歩きますと、奥に緑色のコンビニエンスストアが見えてきます。

こちらのコンビニ「GS25」の横にあるのが、ホバクシクタン（호박식당）です。

ホバクシクタン（호박식당）に到着！

店内に到着するなり目に飛び込んできたのが、こちらのサイン色紙のオンパレード。ズラ〜っと有名人のサインが並びます。実は、こちらのホバクシクタン（호박식당）、24時間営業なんです。夜間の仕事が多い芸能人や、深夜帯の方が一般客との遭遇が少なくありがたい芸能関係者からすると、とてもありがたいお店なわけです。

店内は、一般的な焼肉店と同じくらいの広さです。

さて、メニューは？

ホバクシクタン（호박식당）のメニューは？

ホバクシクタン（호박식당）は、リーズナブルで美味しい和牛が食べられる、日本風焼肉を食べられるお店として人気を博しています。和牛コッサル（霜降り）は、100g W16,000。その下には満足度という星マークがあり、星4.5。その下は、和牛トゥンシム（ロース）で、満足度5つ星でW18,000。和牛アンシム（ヒレ）は、満足度4.5星で、W15,000。

日本式の焼肉とはいえ、そこは韓国。お肉を頼むと、ズラ〜っと小皿料理が付いてきます。お値段はあくまで牛肉の値段だけ。韓国の焼肉は安いです^^

チゲも結構大きめなサイズのものが付いてきます。

おきまりの大根の酢漬けも。これは、焼肉と一緒に巻いて食べると、本当に美味しいんです。

他店で食べれば、普通にW6,000くらいは取られるであろうケランチムも付いてきます。（これ、美味しいです。）

ちなみにこの青唐辛子、基本的には、辛くない青唐辛子な訳ですが、食べてみてびっくり。普通に辛かったです。笑。思わず笑ってしまいました。辛いのかい、っていう。

ホバクシクタン（호박식당）の和牛焼肉が運ばれてきました。

こちらは、和牛コッサル（霜降り）。えっ何これ、うまそう。。

シンプルに塩だけで食べてみました。

うまい！　うまい！　牛の赤身の旨みが濃縮されています。もうこれ、普通にステーキじゃん。笑。テンションがグングンに上がります。

そして間もなく、和牛トゥンシム（和牛ロース）が運ばれてきました。

美しい、の一言に尽きます。

じっくり炭火で焼いていきます。

裏返しをすると、この焼き色で、またそれが食欲をそそるわけです。

サンチュや大根、ネギ、コチュジャンと絡めて食べます。

いや〜贅沢です！

一人で行ったので2人分の注文をしたのですが、和牛霜降りと和牛ロースで、W34,000。日本円にして3,200円程度なわけです。それでこの肉質は破格としか言いようがありません。おかずもあれこれついてきますし。牛焼肉は日本、と思いますが、いやいや、ここのお店に関しては、日本よりも味と価格のバランスが優れていると思いました。

牛肉の美味しさで言えば、2種類あると思います。松坂牛や神戸牛など、もはや甘みすら感じる贅沢な霜降りのお肉の美味しさ。もう1つは、米国の高ランクのアンガス牛に見られる、赤身の濃縮した旨みが感じられる美味しさ。ウルフギャングやルースクリスで出てくるような赤身の美味しい牛のイメージです。

ホバクシクタン（호박식당）は、後者の方です。赤身の旨みが、ギュギュッと詰まっています。

駅から相当歩きましたけど、感覚的には富士登山をしたような気分です。途中で、あれ？何のためだっけ？と思い返したりもしますが、到達した後の感動たるや。来て良かったお店になりました。

ちなみに、、富士下山と一緒で、帰りもなかなか歩きますのでご注意を。笑。「食べた分を少しでもカロリー消費するか」というマインドで乗りきりました。今度は、もう1店舗の方、薬水（ヤクス）店に行ってみようと思います。

男一人でテクテク歩いているので長く感じる可能性もあります。男性でも女性でも2人以上でワイワイ喋りながら歩いていたら、意外にすぐに着いちゃった、となるかもしれません^^;

ホバクシクタン（호박식당）の場所は、こちらです。

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