(今回は2回に渡っての記事になります)
旅行の楽しみの一つ、それは「非日常」にあると思います。
「非日常」を演出する術は様々で、人によって感じ方も異なるわけですが、今回僕が提案をさせていただきますのが、韓国最高峰のバーでいただく、『7つ星のカクテル』という非日常です。
カクテルは、4大スピリッツと呼ばれるジンやラム、ウォッカやテキーラといったお酒のベースとなる「スピリッツ」に加え、果実や香草・薬草などで風味づけされた蒸溜酒である「リキュール」や「フレッシュフルーツ」などが絶妙な配分で調合されることで完成される一杯です。
最近では、コンビニでカクテル缶が販売されていますし、ビーチリゾートのホテルなどでは海辺のバーで華やかな飾られたカクテルをいただけたりしますよね。ですが、身近にあるカクテルだけではなく、洗練された大人のバーで、バーテンダーの方が時間をかけて作り上げるお酒の芸術品とも呼べるカクテルもあります。
バーテンダーの世界大会、ワールドクラス
そんなお酒の芸術品を決めるコンテンスト、世界一のバーテンダーを決定する年に1度のビッグイベントがあります。それが「world class(ワールドクラス)」というイベントで、まずは各国で代表が決定され、最終決戦の世界大会につながります。
どんな世界かを実感いただくために、こんな4分間の動画を探してきました。2016年のワールドクラス世界大会出場を目指し、ベトナムで行われた国内大会(キックオフ)の動画です。世界大会自体の動画もあったのですが、40分以上と長かったのでこちらで。笑
いかがでしょうか。
ある種、紳士のスポーツとも呼べる大人の闘いです。
このワールドクラスの韓国大会2009年のチャンピオン「イム・ジェジン」さんと2010年韓国大会のチャンピオンであり、世界大会でも2位の称号を得た「オム・ドファン」さんが共同経営者を務める文字どおり韓国最高峰のバーがあります。
それが、清潭洞(チョンダムドン)エリアにあるバー『le chamber (ルチャンバー)』です。
le chamber (ルチャンバー)とは
2年連続で韓国大会を制している若手実力派「パク・スンミン」さんも最近までは『le chamber (ルチャンバー)』に在籍しており、現在彼は、ルチャンバーの2号店の位置付けにある『Bar Still』を任されています。
※Bar Stillの訪問レポートは、また後日^^
『le chamber (ルチャンバー)』が素晴らしいのは、その錚々(そうそう)たる顔ぶれが作り出すカクテルの味だけでなく、まるで大人の隠れ家のような(さながら秘密結社のような)内装と非日常の別世界空間にもあります。
『le chamber (ルチャンバー)』を紹介する動画がありましたので、こちらにご紹介をさせていただきます。写真では伝わらない、動画で初めて伝わる世界観をご堪能ください。(1分6秒)