ひと昔前のガイドブックを見ると、イテウォン(梨泰院)と言えば、外国人が多い多国籍文化の街、安い皮革製品が買える場所、ナイトライフを楽しむ場所、の印象がとても強かったのですが、ここ数年でだいぶその様相が変わってきています。
その変化の一つが、梨泰院駅の4番出口を降りてからすぐに広がるアンティーク通りです。
アンティークというのは、王道のヨーロッパ系の西洋家具・インテリアが中心で、韓国の昔ながらの家具やグッズが取り揃えられているわけではありません。ちょっとここは残念ですが^^; それもそのはず。成り立ちに理由があります。
梨泰院エリアには多くの在韓米軍の方が住んでいて、帰国の際にもっていった家具を売るようになり、それが貯まり貯まって、アンティーク通りができるほどになったのだとか。そんなアンティーク通りに行ってきました。
20店舗くらいかと思いきや、そんなことはなくその倍以上のアンティークショップが一堂に集結する通りで、アンティーク好き、小物好き、インテリア好きの方には意外や意外、楽しめる場所だと感じました。
例えば、こんなお店が揃います。01
とはいえ、旅行に来ているわけで、大きい家具などはまず買わないと思います。部屋のインテリアに小さいお気に入りの小物を見つけるというのが現実的ではないでしょうか。
そんなことを思いながら歩いていたのですが、ありました、小物が揃う良いお店^^
梨泰院駅の4番出口から、歩いて10分程度の場所にある、「Lille」です。
扉を開けると、大きな家具ではなく、アンティーク小物がずらっと展示販売されていまして、さながら、おもちゃ博物館を展開されている北原照久さんのような小さく愛らしい世界が広がっています。少年心をくすぐるようなものが揃っています。
梨泰院(イテウォン)駅の4番出口から地上に出るや振り向く形で後ろを向き、その先に広がる道を歩いていると、左右に様々なアンティークショップが登場してきます。
東京の目黒通りにあるようなインテリア通りが好きな方には、楽しめる場所だと思いました。
Lilleの場所は、その道なりにあります。こちらです。
http://map.konest.com/daddr/111703102003_101?pop=0