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韓国ソウルを訪れる方の誰もが一度は目にする場所、それが、韓国ソウル有数のパワースポットでもあり歴史ドラマの舞台としても名高い「景福宮(キョンボックム)」です。※読み方は、キョンボックムともキョンボックンでも、いずれでも通じます。
パワースポットの景福宮(キョンボックム)
一時期日本でも話題になった「パワースポット」。なぜ、この景福宮が、ソウル有数のパワースポットに数えられているのか、という点をちょっとご紹介させていただきます。
1392年、朝鮮王朝を開いたイ・ソンゲは、絶対の信頼を寄せていた僧侶や学識者を集め、伝統風水に基づく最良の場所にその王宮を立てることを決めました。風水の中でも、最も人が住みやすいとされる地形は、前後左右に山があり、その山に囲まれる形で水(川)が流れる立地とされているそうです。
現在、景福宮が立つこの場所は、北に北岳山、西に仁旺山、東に駱山、南に南山と前後左右に見事に山が存在しています。そして、その北岳山や南の南山の間には、ちょうど復興した清渓川(チョンゲチョン)が位置しており、現在もなお、風水的に最強のスポットの状態にあるとされています。
そんな風水思想が根付く韓国では、かつての王宮も現在の大統領官邸も全て風水上最高の運気が溢れる場所につくられています。
最もパワーが強いとされる北の北岳山からの気の流れをダイレクトに受けるところに大統領官邸である、チョンワデ(青瓦寺)があります。次に景福宮(キョンボックム)がその南に位置して、さらにその気を受け止める、というリッチになっています。そんな、最高のパワースポットとされるのが、景福宮(キョンボックン)です。
ちなみに韓国の人気歴史ドラマ「チャングムの誓い」のロケ地も、この景福宮です。
景福宮(キョンボックム)は、絶好の撮影スポット
そんな景福宮(キョンボックム)を僕がオススメ理由は、色彩豊かな景色が広がっているところにあります。まずは入り口。守衛さんの鮮やかな装い、旗が目を引きます。守衛さんは、一緒に写真を撮ろうにも、全く笑わずピクリともしませんが、これはこれでそういうお仕事なので、致し方ありません。笑
中に入ると、まずは、即位式や外国使節との謁見が行われた勤政殿(クンチョンジョン)があります。威風堂々とした美しさがあります。
正面の広い石畳にある柱に願い事をしてから勤政殿(クンチョンジョン)に進むと運気が上がるとされています。というのも、勤政殿(クンチョンジョン)は、北岳山からの強烈な気が最も流れ込む場所であり、運気が逃げないと言われている場所なんです。仕事面、職場での成功や強運を手に入れたいと考える方にはとても最適な場所です。
もちろん建物の中を見ることもできます。THE 王の椅子、と言った具合でしょうか。
左の方に進むと、外国使節との宴会の場として使われた慶会楼(キョンフェル)があり、池に浮かぶ姿は非常に神々しく、当時の最高級である贅ある接待・待遇の場である事を感じさせます。
水辺の穏やかな気は、恋愛運をアップさせる場所として知られています。
さらにこの付近には、夏には綺麗な新緑が広がる静寂の場があります。
ただそこにいるだけで、なんとなく、どことなく心が癒されるのがわかります。
また、別の建物まで行くと、かつての王宮と現代のソウルが交わる一枚が撮れる場所も。伝統と歴史と、そして現代が同じ場所に共存するソウルでは、とても興味深い場所です。
美味しさや楽しさ以外でのソウルの過ごし方が、ここにはあると思います^^ 韓国ソウル旅行のメインとしては、グルメやショッピングが中心になりがちですが、こと観光に関しても、ここキョンボックン(景福宮)はそのパワースポットしての強烈な魅力も含め、一度は是非訪れていただきたい、オススメの場所です。チャングムの誓いなど、韓国の歴史ドラマの世界にはまられた方には、より楽しめる場所ではないでしょうか。^^
景福宮(キョンボックム)の場所
http://map.konest.com/dforum/762?pop=0
景福宮(キョンボックム)の営業時間
景福宮(キョンボックン)は、季節によりオープンしている時間が異なります。
1月〜2月: 9時〜17時
3月〜5月: 9時〜18時
6月〜8月: 9時〜18時30分
9月〜10月:9時〜18時
11月〜12月: 9時〜17時
景福宮(キョンボックム)の入館料
景福宮(キョンボックン)は、年に4回、無料開放される日がありますが、基本的な有料の場所になります。その入館料がこちらです。
19歳〜64歳: W3,000(日本円にして300円程度)
7歳〜18歳: W1,500(日本円にして150円程度) ※6歳以下は無料です。
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